GitHub で公開されている API を使って、色々なことができるのかと期待している今日この頃ですが、以下のような書籍を見つけました。
これの紹介文の一部に、「GitHub API と使った ツール作りのアイデアが満載」という帯もあって購入してしまいました。また、サブタイトルにも「GitHub API を活用した拡張とワークフローのカスタマイズ」とあって、この部分に興味引かれてつい買ってしまいました。
内容について
実際には自分の思惑とは外れて、 GitHub API を叩いて、こんなことが出来た事例の紹介の書籍ではありませんでした。
タイトルにもあるように、GitHub の ビルディングブロックの紹介でした。
GitHub がどのような他のモジュールを利用して作られているのか、を垣間見ることが出来るものでした。
GitHub API
この書籍の末の方では、 GitHub API を叩くのに使えるライブラリが挙げられていました。「 octokit 」というものが使えるようです。各種言語へのバインディングもそれなりに揃っているようです。JSON と Http とが使えれば REST API 叩けばよく、出来ないことは無いのですが、このような便利そうなライブラリがあるのは助かりそうです。
使い方が書かれているわけでは無く、紹介まででした。使い方が書かれていれば、もう少し嬉しかったのですが、残念です。
感想
期待した書籍とは違いましたが、まぁ参考程度にはありかなとおもいました。色々なライブラリやツールを使って、1つのサービス&機能を作っていく例として、いくつか紹介しているので知っていて損はないのかなと思いました。
帯には以下のような列挙があって、これらに惹かれる人は見てみると良いのではと思います。
- Gollumn を使う画像整理ツール
- Gist API を使った Ruby サーバー
- Python と Search API を使ったリポジトリを検索する GUI ツール
- JavaScript のチャットロボット
- Hubotを使った GitHub の通知ツール
- JavaScript と Git Data API を使った GitHubにシングルページアプリケーションをホストする方法