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DirectStorage (BypassI/O) を有効にする

OS を更新して、Windows11 の環境になりました。これで DirectStorage も使えるかなと考えていたのですが、標準で使える状況にはなっていませんでした。今回はその話を記載します。

環境

  • Intel i7 9700K 32GB
  • Windows11 Pro (21H2
  • NVMe Samsung SSD 970 EVO Plus

BitLocker やサードパーティー製セキュリティソフトなど使用していない素の環境で調べています。

状況

この環境で、 DirectStorage (BypassI/O) が使えるかを確認するために、次のコマンドを実行してみました。

fsutil bypassio state c:

しかしながら、結果は上記の通り BypassIo はサポートされていませんという結果になりました。ドライバー自体は BypassIo 互換となっており、ボリュームスナップショットのみ対応できれば動きそうな気配です。

ちなみに DirectStorage (Bypass I/O) 非対応である SATA ディスクに対して同じコマンドを実行すると以下のような結果になります。

設定を変更する

ようやく BypassI/O を有効状態にできた結果が以下の通りです。

この状況にするための設定は、該当するドライブの「システムの保護」を無効化することでした。

まとめ

正しい手順なのかは疑問が残るところですが、ひとまずは Bypass I/O を有効化できたので、 DirectStorage の API の確認に進むことができそうです。

後日追記

システムの保護を無効化する方法以外には、保存されている復元ポイントを削除するという手順でも同じように有効化することができました。「BypassIO を有効にするには、ボリューム スナップショットが存在している必要があります。」というメッセージに対して、復元ポイントの削除=スナップショットの削除で動くようになったという点で、内容が逆のように感じて少々不安なところがあります。

プログラミング
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コメント

  1. そら より:

    https://forums.overclockers.co.uk/threads/anybody-know-more-about-direct-storage-than-me.18957585/
    原文はBypassIO cannot be enabled while a volume snapshot existsのようです。while以下の訳を逆にしてしまっているようですね。

    • すらりん より:

      コメントありがとうございます。大切なところを逆の条件で訳されてしまうと、混乱してしまいますね。

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