IPv6 only ネットワーク を作ってみる


VMware Workstaion 12.5 を使って、複数の仮想マシンで構成されるネットワークを作っていきます。このネットワークは今流行の IPv6 only のネットワークにしてみたいと思います。この過程で NAT64/DNS64 をセットアップしていきます。

構成について

VMware Workstaion で新規仮想マシンを作る際に、ネットワーク接続を LAN セグメント で作成します。
外とやりとりを行う NAT64 の部分についてのみネットワークアダプタを2つ準備して、一方を NAT なり, ブリッジなりのタイプを設定して外との通信をできるようにします。
そして、作成した “LAN セグメント” の部分を IPv6 only のネットワークとします。ここに所属する仮想マシンは IPv6 のみをもって通信を行います。

これらの関係を図にすると以下のような感じになります。

IPv6 only ネットワークのキモはこの NAT64, DNS64 を担当する Linux サーバーということになります。図中では記入漏れていますが、このサーバーでは IPv6 の DHCP も担当させています。

お断りですが、IPv6 only といっても自分の現環境が IPv4 のみのネットワークのため、IPv6 で外部との通信を行う部分について 実験できずです。
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Vulkan へ DirectX11 テクスチャをインポート


世の中の多くの Windows 環境で安定して使えるグラフィックス API は DirectX11 や OpenGL といったところだと思います。
Vulkan API は新しい API のため、既存のライブラリやフレームワークではまだサポートされていなかったりします。そのような状況のためか、 NIVIDA の Vulkan Extension では、 Vulkan とその他 API でやりとりするための機能が用意されました。

また現時点においては、 Khronos の KHX 拡張としても整備が進みそうな気配です。NVIDIA だけでなくサポート範囲が広がってくれることに期待です。

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ポリシーベースルーティングの話


1つのPCが複数枚のネットワークアダプタを持ち、いずれのアダプタからもアクセスが可能な場合、スタティックルーティングの設定だけではうまく通信できない場合があります。
このような構成をマルチホーム、マルチホーミングな環境と呼ぶようですが、このときポリシーベースルーティングというものの設定が必要になってきます。
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Raspberry Pi で L3 スイッチを作成する


以前に VMware ESxi と VyOS を用いて3つのネットワークセグメントを接続することをやりました。今回はこれを Raspberry PI を用いて実現できないかを実験しました。

準備

前回同様、都合により3つのネットワークセグメントからのパケットはタグポートで出ているものを使用することにします。このスイッチは、 NETGEAR の GS108Ev3 です。 ESXi につながっていた LAN ケーブルを Raspberry Pi に差し替えた、と思ってもらえればと思います。

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複数セグメントを接続するルーターの作成 前編


実験環境で、3つの異なる LAN セグメントを接続するルーター(L3スイッチ)が必要になり、これを準備した記録です。

通常のブロードバンドルーターを複数使えばできるかなと思ったのですが、予想外の結果でした。結論としては VyOS を使用して自分で設定する!というところになりました。

ブロードバンドルーターの組合せ

一般用のブロードバンドルーターは2つの LAN セグメントを接続するものと見ることができます。そのため、これを3つくらい使えば、接続ができそうな感じですが、致命的な問題があります。
それが、「外部から内部への通信の制限」という点です。通常外部からのアクセスは著しく制限されることを期待されているブロードバンドルーターではファイアウォールが設定され、パケットフィルタが設定され、と扱いにくいです。よって、このブロードバンドルーターを組み合わせるという案は廃案になりました。

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PCIexpress スロットの拡張 (PM-PCIE1T3)


PCIexpress スロットを増やしたい場合があります。たとえば mini-itx のマザーボードで PCIexpress は1つしかないとか。この場合は大抵、グラフィックスボードを増設して終わりだったりしますが、そうではなく他の拡張ボードをしかも複数枚使いたいという目的もあったりするかなと思います。それこそ、 ESXi でデバイスパススルーさせるとか・・・。

所持物

自分は既に PM-PCIE1T4 というちょっと前にでたものを持っています。これが確かに PCIexpress を増設してくれました。
ただしこれが 2013年 年末に発売されたもので、結構時間も経っているので、今でも存在するのかとちょっと心配になりました。

代替製品など

ちょっと探してみると、後継になるのか、3スロットを増設してくれるものが見つかりました。

これの紹介が Impress Akiba-PC Watch のほうでもあったようです。

これらのボードの安定具合や相性という点ではどのくらい使えるものなのかは不明ですが、まずは製品が存在していてよかったなと思っています。
PCIexpress そのものを延長したり、 x1 => x16 スロット変換などは見かけるのですが、ブリッジで増やすってものはなかなか無いので。(もしかすると需要もものすごく少ないのかもしれませんが).

PCIe延長ケーブルなど

昔はそれなりにお値段がしていた PCIe の延長ケーブルも最近は割と安く入手できるようになったようでした。


昔はこれらのケーブルでさえ5000円付近はかかってしまっていた記憶があります。
mini-itx ユーザーが増えて、こういったものを使うという状況も増えてきたということでしょうか。


VMware ESXi で USB NIC が使えた話


ESXi を使うには、対応ハードウェアを用意するという壁があります。
特に通常の操作はネットワーク経由でしかできないために、対応したネットワークアダプタを使用する必要があります。

Intel の Giga Ethernet アダプタならば多くの場合、素直に導入が可能だと思います。
また、 Realtek の 8111/8168 についても情報が多く、カスタムのドライバを追加して動作させることが可能です。

動機

しかしこれらはほぼオンボードや追加の PCIe の拡張ボードでの NIC です。このようなものを追加できない場合もあります。
たとえば、 mini-itx で ESXi サーバーを立てたいけど、増設できないケースにしてしまった、とか、 NUC や Brix などで拡張スロットを持たない場合などです。
オンボードの LAN が使えない状況では、これらの場面で ESXi は使用不可の状態になってしまいます。

USB によるネットワークといえば USB WiFi ドングルが世の中には溢れていますが、これらが ESXi で使えた話は聞いたことがありません。
認識されて使えるものがあるなら、割と手軽に無線化できてホビーユースにはとてもいいと思うのですが。

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安価なタグVLANスイッチ


GS108Ev2 と GS108Ev3 が手元に揃いました。
VLAN が安価にくめるという点でこのハブは素晴らしいのですが・・・。

紹介

GS108Ev2 (GS108E-100JPS)、このハブは機能が豊富で特に VLAN ができる点がポイント高いです。そこでもう1つ買い増ししておこうと思って購入したら GS108Ev3 (GS108E-300JPS) となっていました。後継になった分、 WebUI が備えられて専用ソフトによる設定では無くなったので、操作はやりやすくなりました。 続きを読む