ここでの VLAN は タグVLAN を指しています。
タグ付きのパケットを Realtek NIC が受信して、仮想的なNICインターフェースに振り分けてくれる、そういう感じでサポートしてくれるようです。
L3スイッチのトランクポートを直接このNICと接続する感じでしょうか。
RealtekのWebから、 Windows Diagnostic Program を入手してインストールします。
ネットワーク向けIC / Network Interface Controller / PCI Express / Software と辿っていくと、見つかると思います。
設定方法
VLAN 追加のボタンを押して、VLANのタグIDを指定し、仮想NICを追加します。このとき割と長めにアプリが応答しなくなるのですが、焦らずに待ちます。
追加するとこんな感じになります。ここでは2つほど追加してある例です。
このとき、デバイスマネージャーではこんな風になっています。仮想アダプタが増えています。
動作確認
タグVLANを設定できるスイッチを用いて、動作を確認します。
このスイッチのトランクポートと設定したPCのRealtek NICをLANケーブルで結びます。
そして、とりあえず それぞれのIPに対して Ping を打ってみることにします。
VLANのインターフェースのIPをこのように設定しておきます。
- VLAN 100 192.168.0.100
- VLAN 101 192.168.0.200
そしてそれぞれのタグ付きポートに別のPCをつないで、それから上記のIPにPingを打ってみて、同一のタグに所属するIPのみ通ればOKかと思います。
少なくとも手元の環境のRealtek 8111Fと標準ドライバの環境ではPINGを正常に受信できました。
コメント
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[…] Realtek の NIC で VLAN を処理する […]