■はじめに
システムドライブをSSDに移行してみるとかなり快適になるという話を聞きます。
確かに、アクセス速度が高速なSSDなので移行すると快適になりそうなのはわかるのですが、フラッシュである以上書き込み上限数の問題や容量が比較的小さい点から、まだ難しいなと思っていました。
今回実験するのにちょうど良い状況があったので、システムディスクに128GBのパーティションとして、システムをゼロから構築してみました。
■収まるかチェック
普段使用している環境はそのままじゃ容量オーバーのため持って行けないので、
何がどのくらい使用しているのかを調べ、プログラマPCとしてツール群をインストールしてみて移行は出来そうなのかを確認してみた。
- Windows7 Professional with SP1
- インストール直後状態 およそ 22.5GBを使用.
- VisualStudio 2008 SP1
- C#,C++の機能に絞ってインストール.
- スマートデバイス系,Tools for Officeも削除
- この様に絞ってインストールした結果、3.1GBほどの占有量.
- Service Pack1をインストール後は、ディスク使用容量が27.1GBに.
- この結果からSP1はおよそ2GBほど使用するんだろう.
- Microsoft Office 2007
- Word,Excel,PowerPointに絞ってインストール.
- 1.5GBほど使用するような感じ. ディスク使用容量が28.6GBに.
- VisualStudio 2010 SP1
- C#,C++の機能に絞ってインストール.
- 使用するのは5.5GBほどらしい. ディスク使用容量が35.2GB
- Service Pack1をインストールしてみる. ディスク使用容量が 38.1GB
- DirectX SDK 2010 June
- インストール後は、ディスク使用容量が 40.0GB
この時点でユーザーフォルダをHDDであるDドライブへ移動
- レジストリを変更してユーザーフォルダはDに配置するように変更
- 既存のCドライブにあるユーザーフォルダは削除
- ユーザーフォルダをDにコピーする際には一時的に別ユーザーを作成し、コピー作業を行うこと.
これらの作業をした結果、使用容量は 38.8GBに抑えられた.
まだ余裕がありそうなので、テキストエディタやバイナリエディタなどの細かいツールをシステムドライブ側へインストール
- ツール例
- テキストエディタ
- バイナリエディタ
- ファイル圧縮展開
- sshクライアント
ここらでWindows Updateを適用させる.ディスク使用容量は 40.2GBに増加した.
あと20GBほどは使っても問題なさそうと思ったので、さらに下記のソフトウェアを追加でインストールしてみた.
- VMware Workstation 8.0
- PhotoshopCS5
- Chrome
- Internet Explorer 9
- Maya 2012
- 体験版インストール. Mayaのみのコンポーネントでインストール
この時点で 45.8GBの使用量
■まとめ
自分にとって必須ツールのインストールでいっぱいいっぱいになってしまうのではと考えていたのですが、意外にそんなこともなかったです。まだ半分までにも余裕があるので128GBのSSDを購入したとしても上記構成ならSSDを割と長く使っても安心できる感じです。
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