Windowsで Git というと、 msysgit が定番でしたが、どうやら 1.x 系を持って終了のようです。
https://msysgit.github.com/ へアクセスすると、 https://git-for-windows.github.io/ へアクセスがリダイレクトされました。
そして https://github.com/msysgit/git にてリポジトリの状態を確認してみようとしたら、冒頭に、「msysGit-based Git for Windows 1.x is now superseded by Git for Windows 2.x」という記述があります。
ということで、 Git for Windows がこれからの標準の Git となるようです。そしてこれを早速インストールしてみました。
基本的なインストール方法は全く変わりませんが、ターミナルが mintty になったり bash のバージョンが上がったりと割と最近のものへ更新されているようです。
そんな中以前は内包している Subversion のモジュールが 1.4 系と古かったこともあり、 git-svn を使う場合に不安がありました。
今回の更新ではそのあたりがどうなっているかを確認してみたいと思います。
$ perl -e 'use SVN::Core 99999' SVN::Core version 99999 required--this is only version 1.8.13 at -e line 1. BEGIN failed--compilation aborted at -e line 1.
ということで 内部で使用する Subversion モジュールのバージョンも 1.8系へと更新されました。これで git-svn を使う際にも安心ですね。
ちなみに今回の Git のバージョンは、 2.5.1 となってました。
その他、気になったところとしては、まだ日が浅いためか使用者が少ないためか、 Push しようとすると Norton Internet Security が通信どうする?と聞いてきました。これはそのうち落ち着くことでしょう。(たぶん)