NVIDIA Geforce GTX 750 Ti が刺さっている Ubuntu環境があったので、
これを Vulkan のドライバを入れてみることにしました。
その作業をここに記録しておきます。
ドライバをダウンロード
Nvidia Vulkan Driver: https://developer.nvidia.com/vulkan-driver
からドライバをダウンロードします。
ここでは、 Linux 64-bit を選択して、 NVIDIA-Linux-x86_64-355.00.27.run というファイルをダウンロードしました。
このファイルを後ほど実行するため、以下のコマンドで実行属性をつけておきます。
$ chmod +x NVIDIA-Linux-x86_64-355.00.27.run
ドライバのインストール
既存のドライバを削除して、ダウンロードしたドライバをインストールします。
この過程でウィンドウシステム(X-Window)が一度シャットダウンされるので注意が必要です。
まずはドライバを削除します。
$ sudo apt-get remove nvidia-* $ sudo apt-get autoremove
CTRL+ALT+F2 でコンソール画面に切り替えてから、ドライバをインストールします。
$ sudo service lightdm stop $ sudo ./NVIDIA-Linux-x86_64-355.00.26.run
これでインストールが始まります。あとはインストーラーの指示に従ってください。
途中で”The distribution-provided pre-install script failed!” と表示されてしまう場合があるかもしれません。これの解決法は不明です。
自分の場合には、まさにこれでしたがインストールを強行することにしました。
その後インストーラーはエラーを出さなかったのですが、再起動したらグラフィカル画面が全く出なくなってしまいました。