NVIDIAが紹介する DXRのチュートリアルをやってみた

NVIDIA が DirectX Raytracing のチュートリアルを公開しています。遅ればせながら、このチュートリアルをやってみたのでその紹介です。以下のアニメGIF画像はラスタライズとレイトレーシングとの描画モードを切り替えている図です。三角形3枚のほうが DXR による描画となっています。

NVIDIA DXRチュートリアル

NVIDIA の DXR チュートリアルは以下のページで公開されています。

これらのチュートリアルを行うと、3角形の描画を従来のラスタライズ方式とレイトレーシング方式の切り替えを行うものができあがります。

最初に紹介した画面はこのチュートリアルの最後に書かれている Going Further も半分くらい含めて進めたものです。

よかった点

ヘルパーコードが提供されており、 DXR による描画を試してみることに注力出来ると感じました。ヘルパーコードのほうも別ページで解説があり、どのような処理・設定がされているかの確認は簡単にできる点はよかったです。

チュートリアルのパート1,2については説明もしっかりとされており、あまり迷う点はなかったように思います。3角形を出すまでには予想よりも長い道のりでしたが、比較的スムーズに辿り着けました。

悪かった点

チュートリアルだけを行った場合、3角形1つが描画されるだけにとどまるので、レイトレーシングをしている感覚は結果から得ることが出来ませんでした。

Going Further で説明されている透視変換ありの部分くらいまでは、1本道の説明で語ってほしい気がしました。このチュートリアル後から独立して任意の順序で始められるようになっていますが、それが却ってよくない印象です。

現在の環境においてなのかもしれませんが、 DirectX のデバッグレイヤーから警告が出ているのもよくないですね。

その他、気になったこと

所々リンクが切れていてファイルを得られなかったり、結果画像を見ることが出来なかったりとありました。上記にも書いたように各項目が独立していることも、チュートリアル末尾がスムーズに進められない点ではあります。これらを記事を追いながらチャレンジするのもよいですが、最終ソースコードを先にダウンロードして、実行させてみて、それから中身を追う、という学習方法も良さそうに思います。(DXRTutorial_Extra.zipというファイルになります)

ただこれにしてもNVIDIAページで書かれている結果画像とは別のサンプルになっている点に注意が必要です。以下の結果となります。メンガーのスポンジ形状がアニメーション(回転)するというサンプルになっており、レイトレーシング描画の場合には床平面に影が落ちるものになっています。コメントに書かれているような ImGui の部分は含まれていないようです。

DirectX プログラミング
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