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NVIDIA Nsight Tegra がすごい その5

あれからもうちょっとだけ、Nsight Tegra を触ってみました。
今回はデバッグによく使うであろう機能についてチェックしてみます。

ブレークポイントが張れて停止するのは今までにしっかりと確認してきました。
今回は、条件付きブレークポイントやメモリ領域の表示、使い慣れたVisualStudioでの変数表示形式指定などを見てみたいと思います。

早速下記のコードを書いてチェックしてみました。

void testFunc() {
    int* v = (int*) malloc( sizeof(int) * 10 );
    for( int i = 0; i < 10; ++i ) {
        v[i] = i ;
    }
    for( int i = 0; i < 10; ++i ) {
        v[i] = i * 255;
    }
    free( v );
}

まずメモリ領域の表示について。これは v を確保したときに、メモリウィンドウで表示させてみました。

メモリの表示はうまく動いているようです。
しかし、ウォッチウィンドウでポインタを要素数指定して配列のように表示する機能については、うまく機能しないようです。
画像では、"v,10"としていますが、配列表示できていないことがわかります。

続いて条件付きブレークポイント。
2つめのforの中で、i == 6 の時にブレークするようにして実行してみました。
このときは以下の画像のような結果となり、条件で停止してくれませんでした。

Visual Studioのデバッガを深く慣れていて機能を使いこなしている人にとっては、ちょっと不満が残りそうです。
その一方で、単純にブレーク設定できればいいという人にとっては十分役立ってくれそうです。

gdb を直接触るタイプ(ndk-gdb)との差が付いてきてしまったように感じました。
そこでそろそろndk-gdbでは今現在どのくらい使い物になるのか、確かめてみたいと思います。

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