自分も同人誌で DirectX12 や Vulkan のプログラミングの書籍を作っていますが、とうとう商業誌として DirectX12 の書籍が登場するようです。600ページを越えるかなりのボリューム感となっていますが、 DirectX12 をしっかり説明しつつ入門となるとこのくらいになってしまうのかもしれないですね。
内容としては、MMDモデルを描画&踊るものとなっており、目次からはディファードレンダリングを採用して描画するんじゃないかと予想しています。自分の書いた DirectX12 Programming Vol.2 もほぼ同じような内容でやっていますが、フォワードレンダリングで進めました。テクスチャレンダリングのところで、マルチレンダーターゲット(MRT) の説明とかディファードレンダリングの説明とかでボリュームが重くなってしまうためでした。その辺をしっかり書いてくれていると予想して、DirectX12の魔導書に期待してみています。
DirectX12 Programming Vol.2 - techbito / 旧すらりんラボ - BOOTH
DirectX 12 のプログラミング入門本 の第2弾です。 前回の “DirectX12 Programming Vol.1” では、ポリゴンの描画までを主対象とし、簡単なモデル形状を描画するまでを説明しました。 今回は、HDR10 の出力方法や、テクスチャレンダリングの実装方法、MikuMikuDance (MMD...
なお、DirectX12 じゃなく Vulkan でやりたいんだよね、という人は Vulkan Programming Vol.2 を参照してみてもらえたらとおもいます。
Vulkan Programming Vol.2 - techbito / 旧すらりんラボ - BOOTH
マルチプラットフォームで使える Vulkan のプログラミング入門本の第2巻です。 前回の “Vulkan Programming Vol.1” では、ポリゴンの描画までを主対象とし、簡単なモデル形状を描画するまでを説明しました。 今回は、 HDR10 の出力や、ウィンドウサイズの動的変更、テクスチャレンダリング、 M...
ゲームエンジンの時代に、こういったちょっとグラフィックスのAPIを触ってみる本が出てくることにうれしさを感じました。この流れから再びグラフィックスAPIを直接使ってアプリケーションを書いていく人が増えていってくれることに期待です。
コメント
あ、著者です。
ご紹介いただきありがとうございます。
まだ出てませんが、書籍を書くのが大変という事が身に染みております。
お互い頑張っていきましょう。すらりん様の書籍もいつも期待して待っております。
まさか著者の方からコメント頂けるとは!ありがとうございます。
商業出版かつ分厚い書籍になるようなので、私も非常に楽しみにしております。