引き続き RTX1000いじりです。
管理者コンソールに入れるようになったので、まず初期設定とかやってみます。
時刻の確認
show environment
日付時刻のセット
date 2013/10/24 time 12:00:00 timezone jst save
IPアドレスのセット
ip lan1 address 192.168.1.254/24
IPアドレスの設定をすると、IP指定して telnet 接続やWeb管理画面等を使うことができるようです。
でもコンソールでここまで設定したので、最初の設定はコンソールからやりきったほうがいいんじゃないか?と思ってこのまま続行です。
スイッチからルーターへ
せっかくのルーター機器なので、PPPoEをしゃべらせてプロバイダへ接続させてみます。
pp select 1 pp always-on on pppoe use lan2 pppoe auto connect on pp auth accept pap chap pp auth myname ID PASSWORD ## IDとPASSWORD は各自セットのこと ppp lcp mru on 1454 ppp ipcp ipaddress on ppp ipcp msext on ppp ccp type none ip pp mtu 1454 ip pp nat descriptor 1 pp enable 1 nat descriptor type 1 masquerade ip route default gateway pp 1
この設定でシンプルなPPPoEで接続を確立して、NAT機能を有するルーターとなります。
最初の設定では、最後の ip route default gateway pp 1 というデフォルトゲートウェイを設定するコマンドが抜けていて、接続するけど通信がうまくできない!と悩まされました。
pingを打ったり、DNS名前解決の確認してみたりと、うまくいかない場合は地道に調べていくことが大切です。
NAT配下の他のクライアントにIPを配るDHCP設定をします。
dhcp service server dhcp scope 1 192.168.1.30-192.168.1.40/24 dns server pp 1 dns private address spoof on
確認用コマンド
地道に調べていくときに使ったコマンドは、以下のようなものです。
# PPPoE セッション確立状態をチェック show status pp 1 # NATの状態を確認 show nat descriptor address # 経路情報の確認 show ip route ## ここでデフォルトゲートウェイが設定されていない!と発覚して修正した次第です。
ひとまず動いたので、楽しくなってきました。