以前の7/29日記で、CubeMapGSの動作を書いたので、
NVIDIAのGeforce9800GTではどうだったんだろうと思ってチェックしてみた。
NVIDIAのGeforce9800GTではどうだったんだろうと思ってチェックしてみた。
■球体モデルの結果
カード | Instancing | fps値 |
---|---|---|
RADEON 5450 | TRUE | 28.2 |
RADEON 5450 | FALSE | 38.2 |
GeForce9800GT | TRUE | 119.2 |
GeForce9800GT | FALSE | 61.2 |
これだけ見ると世代的には前の9800GTのほうが性能がいい。
またインスタンシングフラグの影響がそれぞれ逆転しているのも不思議。
■車体モデルの結果
カード | Instancing | fps値 |
---|---|---|
RADEON 5450 | TRUE | 8.8 |
RADEON 5450 | FALSE | 9.7 |
GeForce9800GT | TRUE | 44.8 |
GeForce9800GT | FALSE | 32.6 |
製品のレンジが違うとはいえ、ここまで差があるのか。
GSはNVIDIAの圧勝です。
■まとめ
この状況を見るとGSで6面のキューブマップについては
リアルタイムに毎フレーム処理できるものではなさそうです。
せいぜいシーン初回で描いてしまうとかその程度かなと思います。
他のメリットは、レンダーパスの処理がシンプルになるというのもあるけど、
ローエンドでもこれくらいの形状ならある程度(60fps維持)の性能が出せないと、
安心して使えないですね。