それでPython使えないんだと諦めてしまうのは、もったいないです。
きちんと設定すれば普通に使えます。
以下に、そのやり方を説明します。
■通常状態
ScriptEditorを開き、Scriptingグループの”スクリプト言語”を
確認してみると、Pythonの項目がありません。
デフォルトでは以下の項目になっています。
- VB Script Language
- JScript Compact Profile
- JScript Language
手元の環境では、JScript Compact Profileを選んだときに、
エラーログが出てくるという状況でもありました。
■Python関連のセットアップ
Pythonの2.6系と、それにあったPyWin32をインストールします。
以下のファイルをそれぞれの公式サイトからダウンロードしてきます。
- python-2.6.6.msi
- pywin32-214.win32-py2.6.exe
楽をするために、インストーラー付きを選択しました。
- Python本体インストール
- PyWin32をインストール
デフォルトでは、C:Python26 にインストールされます。
ここではそれに従っているとします。
PyWin32をインストールするときに場所を聞かれますが、
上記の設定場所が適用されていることを確認しておいてください。
(レジストリを読み出しているみたいなので、おそらく正しいと思いますが念のため)
■Softimage側の設定
Softimageを起動し、Script Editorを開きます。
開いたウインドウで、ファイル/設定 とメニューをたどって開き、
スクリプト言語で、Pythonを選びます。
Python関連のインストールが正しく行われていると、
このスクリプト言語の項目に、Python ActiveX Scripting Engineが現れますので、
これを選択します。
* 動作確認
スクリプトエディタの下段の部分で、適当に命令を打ち込み実行させてみます。
LogMessage( u”テストメッセージ” )
これを実行(F5 or メニューから編集/実行)すると、
上段の部分でメッセージが表示されます。
# INFO : ほげほげ #
■まとめ
これによりPythonによるスクリプトの実行もMod Toolで出来ることが分かりました。
いろいろと出来ることの範囲が広がりそうですね。
最近DirectXのコードも書いていないし、そろそろ何か再開しないと。
DX10もテクスチャを張ったところで終わってますし、何かネタを探してみようかな。