今更ですが、CentOS の 6.9 を使用しています。
事情により使用する USB WiFi アダプタを交換しつつ接続をしたいという状況で、通常であれば wlan0, wlan1, … とアダプタ分のインターフェースが増えてしまいます。
ただ接続する USB WiFi アダプタは場面により1つなので、出来れば wlan0 のみで運用したいと思っています。
関連付けを変更する
インタフェースの設定は /etc/sysconfig/network-scripts の中にファイルを配置します。
ここで ifcfg-wlan0 のみファイルを作成して、アドレスを関連づけないでおけば、常に接続されているアダプタに対して適用されるはずです。
ifcfg-wlan0 の中身
DEVICE=wlan0 TYPE=Wireless ONBOOT=yes NM_CONTROLLED=no BOOTPROTO=dhcp IPV4_FAILURE_FATAL=yes IPV6INIT=no # HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx ## この行を記載しない ##
これで wlan0 のみになると思いましたが、これは失敗でした。
2つめのアダプタをつけたときに、 wlan1 のほうで 出現してきました(wlan0 が見つからないとなってしまう)。
どこかで関連付けが残っているようなのでそれを調べてみました。
その昔、 /etc/modules.conf に関連付けしていた話を思い出しました。
それで見つけたのが、モジュールとデバイスを関連づけている部分です。
このファイルは、現在では /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules にありました。
ここでデバイスと、インターフェース名を関連づけていました。
# USB device 0x0bda:0x8178 (usb) SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="12:34:56:78:9A:BC", ATTR{type}=="1", KERNEL=="wlan*", NAME="wlan0" # USB device 0x2019:0xab2a (usb) SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:11:22:33:44:55", ATTR{type}=="1", KERNEL=="wlan*", NAME="wlan1"
ここで NAME の部分を どちらも wlan0 にすることで、アダプタの差し替えをしても wlan0 として認識されるようになりました。
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