Visual Studio 2017 製品版がリリースされたのでまずインストールしてみました。
リリース直後の状態では、 MSDN のほうでは iso ファイルが提供されておらず、オンラインでのインストールとなりました。
ひとまず Professional 版の導入についてのレポートをしてみたいと思います。
インストール
事前情報通り、各個別の分野ごとにインストールできるようになっていました。
また各分野の中でもインストールするものを選ぶことが可能になっていました。
個別のコンポーネントというタブの方を選択すると、細かな単位でインストールするものを選ぶことができました。
慣れている人はこちらのほうで、必要なものを上から順番に選択していくのが楽だと思います。
コンポーネントに対しての注意点
手動でインストールするコンポーネントを選ばないと意外と見落とすものが多そうです。
個人的には、 DirectX 用グラフィックス デバッガー およびプロファイラーだったり、 Blend だったり、 C++/CLI サポートだったりでした。
特に、 C++/CLI が標準的に入らないのはちょっと不満でした。
個人的に必要なものを個別のコンポーネントで選択していったところ、必要な容量は 11GB 弱といったところになりました。
インストール場所
今までの慣習と異なり、 “C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Professional” という場所にインストールされるようです。
とうとう年号というかバージョンが独立してのサブフォルダとなりました。
注意点
インストール中は、Visual Studio を終了する必要があります。また、インストール中には旧バージョン(Visual Studio 2015)の起動もできないようなので時間のあるときに作業を行うようにしましょう。 Visual Studio 2012 は起動できましたが、インストール時に警告されたことを考慮すると終了させておくのがよいのかもしれません。
起動
起動してみると、ほぼ Visual Studio 2015 と同様でした。
プロジェクトの作成でも以下のような感じでした。 WPF アプリケーションでさえ、もはやクラシックデスクトップアプリのカテゴリに入っています。
少なくとも最初からガラリと一転した感じはなさそうです。
これからぼちぼちどこが変わったかを確認していこうと思います。(次回に続く)
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