SSHのクライアントとしては Tera Term を愛用しているのですが、とあることから MobaXterm というソフトを知ったので試してみました。これが便利でしばらく使ってみようと思います。
なにが良いかといいますと、これ単体で Xサーバーが内蔵されており、 OpenGL のアプリケーションも動作させることができた点にあります。このときの様子を撮影してみたので貼ってみました。
これは Windows10 上で別PCに Ubuntu 16.04 LTS をインストールしたターゲットに接続して、試してみたときのものとなります。OpenGL アプリとして定番のものを動かしてみました。また OpenGL ES2.0 のアプリも動かしてみました。
どちらも動いていることが確認できます。
1つ残念な点は OpenGL は LLVMpipe によるソフトウェア実装が動いている点ですが・・・動くだけマシといったところですね。
この MobaXterm で設定で OpenGL のハードウェアアクセラレート ON というのが見当たったのですが、有効にしてみたところ妙な挙動になってしまいました。以下のように一見動きそうな感じなのですが、実際に動かすとフリーズしたかのごとく重い動作になってしまい・・・使えませんでした。
他にもこのMobaXtermのよいところは、ホームディレクトリがすでに sftp で見えているため、ドラッグアンドドロップでファイルをやりとりできるところがあります。今までは別ソフト使っていたりしたのでこの1つに集約することができそうです。