NVIDIA Geforce で OpenGL を使った場合のシステムメモリの消費について調べてみましたが、サイズ可変でどのくらい消費量が変わるのか、というものでした。また API 実行の各タイミングで計測したのみで、時間経過を考慮していませんでした。
今回はサイズは固定し、 100 フレームに 1 回頂点バッファを確保して描画するという方法を試してみました。また描画に使用されない場合は処理をされないという可能性を除外するため、次フレーム以降は確保したバッファを用いての描画を行うようにしています。
確保のタイミングで、以前の確保時のデータとどのくらいメモリ使用量が変動するかをグラフ化したものが以下となります。
結果
NVIDIA の場合、 OpenGL の作業用のメモリとして多めのメモリを使用する傾向にあるようです。しかしフレームの経過とともにその作業メモリを解放も行っているようです(そうでないと差分デルタが減った説明ができない)
多くの場合は、 VRAM 側に確保したメモリサイズと同じ程度のメモリを消費すると考えて良さそうです。