OpenCLのコード書きはおおよそわかってきたので、デバッガについて調べてみようと思います。やはり開発となるとデバッガは必要になってくると思いますし、AMDではCodeXLというツールがあるのでこれを試してみようと思います(ました)。
しかし!、このインストールして確認でとてもトラブルに巻き込まれてしまいました。結局OpenCLのデバッガに関しては検証できず終いです。
AMDの CodeXL というツールはOpenGLやOpenCLの調査に使えるツールです。またCPUプロファイリングもできるようです。AMD製品を使用している場合にはこれを使っておけば良さそうです。
自分の環境限定なのかもしれませんが、これをインストールしたところ、VisualStudio2012でプロジェクトを開いた際に強制終了するようになってしまいました。正確にはテキストエディタでコードの末尾を表示した際に、構文解析かなにかで落ちるような感じでした。
修復インストール等試しましたが修復できず、CodeXLをインストール前の状態にまで復元ポイントで戻してみましたがこれもだめでした。
この結果、仕方なくWindowsをクリーンインストールすることに。やり過ぎかと思うかもしれませんがVisualStudio2012が使えないのは非常に苦痛なのです(苦笑
再インストール等を行って環境修復していたら、またもや問題が。VisualStudio2012をインストールしてソリューションを開いたらまたエラーが出てしまうという。
VisualStudioがエラーを出す・・・
具体的にはソリューションを開いたら、Microsoft.VisualStudio.Editor.Implementation.EditorPackage がエラーを起こしたと表示されるようになってしまいました。
どのプロジェクトでもこのような症状になるし、新規作成のプロジェクトでコンソールアプリケーションを選択しても、プロジェクト作成が完了しない状況に陥ってしまい仕方なくログを確認してみました。
そのログには、Unexpected system error mode before loading package という内容が記録されておりこれを何とかしようと調べてみたところ下記の手順で一応問題は解決したような雰囲気です。
修復手順
- VCインストールフォルダの Common7/IDEフォルダ内 ItemTemplates, ProjectTemplatesCacheフォルダを削除
- 管理者としてVS2012の開発者コマンドプロンプトを開く
- 開いたコマンドプロンプトで下記のコマンドを実行する
- devenv /InstallVSTemplates
- devenv /Setup
自分の環境ではこれでひとまず問題は収まったようなので様子見です。
VisualStudioのインストール後に、システムドライブがSSDのためユーザーフォルダをHDDに移動したことが、今回の原因になっているのかも?と思っている次第です。
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