今までは eclipse に Indigo を用いていましたが、 Kepler では同じ設定ができようできないとコメントをいただきましたので、 eclipse のバージョンを引き上げて Luna にて同じことができないか検証してみました。ある意味で、ARMのプログラムを作成してデバッグする 第5回の続編、 第6回みたいな感じになってます。
設定についての詳細な内容は以前の記事のほうを参照してください。ここでは Luna によってどのあたりの変更が必要になるのか、という点で記述しておきたいと思います。
設定方法
必要なツールチェインへのパスは通っている&準備が完了しているという前提で話を進めます。
従来の “Standard Create Process Launcher” の代わりに、 “Legacy Remote Create Process Launcher” を選択します。
あとは Debug Configuration の設定を以下のように設定していきます。
このあたりは従来のものと変更がないように思いますが、念のためスクリーンショットを示しておきます。
これらを設定した後で、デバッグ実行させてみた状態が以下のようになります。
うまくステップインできて変数の値も確認できています。
まとめ
とりあえず Legacy Remote Create Process Launcher が使えれば、ほぼ同様の手順でリモートデバッグを構築できることが確認できました。ただ標準の GDB(DSF) Automatic/Manual Remote Debugging Launcher を用いては今のところ成功させることができませんでした。