2016年01月10日一覧

X-Window なしで OpenGL ES2 を使う

今まで Linux で OpenGL を使うといえば、 X Window (X11, Xorg) が必須と考えていました。組み込みな何かならフレームバッファ直指定で OpenGL が使えると思いますが、デスクトップ環境においては使えないと思っていました。
 しかし、割と最近になって Linux 側のほうで KMS (KernelModeSetting), DRM が進化して、X Windowなしでも OpenGL(ES2) を初期化して使用することが可能になっていたようです。 kernel 3.x 以降で /dev/dri/card0 などが存在している環境で使えるようです。
もちろん従来の方法で、EGL+GLES2 を X11 上で使うことも可能です。(このEGL,GLES2 を X11 で動かした日記はこちらに)

必要なもの

Fedora や Ubuntu なら以下のパッケージらが必要です。

X-Window が起動している必要はありませんでしたが、ライブラリは必要なようです。詳しく確認出来ていませんが、EGL,GLESv2 らが要求してしまうのかもしれません。

結果

X-Window なしで動いているのですが、スクリーンショットではわからないですね。VMware の中で動作させています。
kms-gles2-cube

実装方法など

X関連のコードは不要になのですが、代わりに色々と必要になるものがあります。ひとつは DRM (Direct Rendering Manager), もうひとつが GBM (Graphics Buffer Manager) です。これらの初期化が必要になります。

今回試しに Gist によるコード貼り付けで以下を説明していきます。 続きを読む