「 2011年09月 」一覧

システムドライブ SSD化するにあたって


はじめに

システムドライブをSSDに移行してみるとかなり快適になるという話を聞きます。
確かに、アクセス速度が高速なSSDなので移行すると快適になりそうなのはわかるのですが、フラッシュである以上書き込み上限数の問題や容量が比較的小さい点から、まだ難しいなと思っていました。
今回実験するのにちょうど良い状況があったので、システムディスクに128GBのパーティションとして、システムをゼロから構築してみました。

収まるかチェック

普段使用している環境はそのままじゃ容量オーバーのため持って行けないので、
何がどのくらい使用しているのかを調べ、プログラマPCとしてツール群をインストールしてみて移行は出来そうなのかを確認してみた。

  • Windows7 Professional with SP1
    • インストール直後状態 およそ 22.5GBを使用.
  • VisualStudio 2008 SP1
    • C#,C++の機能に絞ってインストール.
    • スマートデバイス系,Tools for Officeも削除
    • この様に絞ってインストールした結果、3.1GBほどの占有量.
    • Service Pack1をインストール後は、ディスク使用容量が27.1GBに.
      • この結果からSP1はおよそ2GBほど使用するんだろう.
  • Microsoft Office 2007
    • Word,Excel,PowerPointに絞ってインストール.
    • 1.5GBほど使用するような感じ. ディスク使用容量が28.6GBに.
  • VisualStudio 2010 SP1
    • C#,C++の機能に絞ってインストール.
    • 使用するのは5.5GBほどらしい. ディスク使用容量が35.2GB
    • Service Pack1をインストールしてみる. ディスク使用容量が 38.1GB
  • DirectX SDK 2010 June
    • インストール後は、ディスク使用容量が 40.0GB

この時点でユーザーフォルダをHDDであるDドライブへ移動

  • レジストリを変更してユーザーフォルダはDに配置するように変更
  • 既存のCドライブにあるユーザーフォルダは削除
    • ユーザーフォルダをDにコピーする際には一時的に別ユーザーを作成し、コピー作業を行うこと.

これらの作業をした結果、使用容量は 38.8GBに抑えられた.

まだ余裕がありそうなので、テキストエディタやバイナリエディタなどの細かいツールをシステムドライブ側へインストール

  • ツール例
    • テキストエディタ
    • バイナリエディタ
    • ファイル圧縮展開
    • sshクライアント

ここらでWindows Updateを適用させる.ディスク使用容量は 40.2GBに増加した.
あと20GBほどは使っても問題なさそうと思ったので、さらに下記のソフトウェアを追加でインストールしてみた.

  • VMware Workstation 8.0
  • PhotoshopCS5
  • Chrome
  • Internet Explorer 9
  • Maya 2012
    • 体験版インストール. Mayaのみのコンポーネントでインストール

この時点で 45.8GBの使用量

まとめ

自分にとって必須ツールのインストールでいっぱいいっぱいになってしまうのではと考えていたのですが、意外にそんなこともなかったです。まだ半分までにも余裕があるので128GBのSSDを購入したとしても上記構成ならSSDを割と長く使っても安心できる感じです。


VMwareWorkstation8.0出てた


つい最近のようですが、VMware Workstation 8.0が出ていました。
早速、アップグレードで購入してみました。

今回の目玉機能としては、共有VM機能でしょうか。
これは、別PCで動いてるVMware Workstaionに接続して、
手元で動いているかのように見せてくれる機能です。
まあ、画面だけを手元のVMware Workstaionで表示しているだけだったりはしますが。
この部分はvSphere Clientに近い使用感と言えると思います。

他の機能としては、ちょっと試してはいないですが、3Dグラフィックスの性能向上、仮想マシン内でESXiを動かし、その中でさらに64bit仮想マシンを動かすことも出来るようになったみたいです。
昔はESXi on VMwareの中で 64bit仮想マシンは起動できなかった覚えがあるので、この部分の改良でしょうか。

気付いた点

  • 付属のVMware Playerが 4.0になった!
  • 物理マシンを仮想化するための機能が搭載されている模様.
  • UIがすっきりした。
    • なんとなくですが操作しやすくなった気がします

ESXiとの連携について

vSphere ClientでESXiに接続していましたが、VMware Workstation 8.0でもESXiに接続できるようになっています。普段利用するWorkstationのほうからESXiに接続できるのは便利ですね。
おかげでvSphere Clientを起動してESXiにアクセスする頻度はかなり下がりそうです。


VisualStudio11 Developer Preview


VisualStudio 11 Developer Previewをインストールしてみた.

インストール時に気付いた点

インストールで付随して一緒にはいったもの。

  • Silverlight
    • Silverlight 4 SDK
    • Silverlight 5 beta SDK
  • SQL Server 2008
  • SQL Server Denali CTP3
  • Visual Studio 11
    • きっと本体.

インストール中は、再起動が2回ほど.
起動時のスプラッシュ画面は現在VS2010と同等。ここは製品版で一気に変わる可能性も。

うれしいポイント

DirectXを触るコードを書いている人にとって嬉しい部分があって、
FBXのモデルを表示したり、テクスチャを表示したりがウィンドウの中でできるらしい。
またシェーダーをノードベースで生成できたりする点も見逃せない.
このあたりは、こちら(http://www.shader.jp/?p=247)にうまく解説されてるので見てみるといいかも。
かなりすごいです。

さらに嬉しいポイントは C++/CLIでインテリセンスが機能するようになったこと!
この部分だけでVisualStudio2010を捨ててこちらに乗り換えてしまいたいくらい。

その他

  • C++のオプションで、Enable Parallel Code Genaration
    • プラグマによるヒントで並列実行コードを生成するためのオプション模様

コードを開いていてタブが出てくるんだけど左右でなにか分けられている状態.
右側に配置されたときには “Promote” というボタンで左側に移動する.
コードの変更状態でその辺がなにか関係してるような感じ.

ソリューションエクスプローラーでファイルをさらに開けるらしく、
そうするとそのソース内に含まれる関数をみることが出来るみたい。
これでクラスビューに変えなくても関数一覧は見やすくなった。


ESXi 5.0でびっくりした


ESXi 5.0で機能強化された点に3Dグラフィックスサポートがありました。
Windows Vista/7でAeroが有効にできるというシロモノのようです。

前回の時にはVMwareToolsをインストールしても有効にならなかったので、
諦めていたのですが、今回有効に出来たので日記に記載しておきます。

やり方は実は簡単で、以下の設定だけでOKでした。

  • 仮想マシンの設定で、”ビデオカード”-“3Dサポートを有効化”にチェック

これだけです。
そして仮想マシンを再起動すればOK.
もしかするとテーマの選択でAeroを再設定する必要はあるかもしれませんが。

この結果、vSphere Clientのコンソールの画面でも、
Aeroが有効になっている状態で表示されます!!

・・・あー、おそらく仮想マシンはVersion 8形式で作らないとダメかもしれません。


remoteFX環境下で試してみた


ちょっとだけ調べてみました。
動作環境ではRADEON5450を搭載しています。

Fetch4は使えるのか?

使えないです。

DepthTextureは使える?

使えるようです。

まとめ

やはりGPUを抽象化した別のデバイスとしてみえるため、
ベンダ拡張の機能がまだ強い物は扱えないようです。
Fetch4もダメとなるとNVIDIAのTransparency Antialiasもダメだろうなぁ。

ついでに、デバイスが別物なのでCUDA,(GPU側の)OpenCLもダメかなと思います。


remoteFXを試す -成功編-


前回チャレンジしたremoteFXネタですが、
yamasaki さんのアドバイスもありうまく動作させることが出来ました。

環境構築

前回同様WindowsServer2008R2 SP1をインストールして、
Hyper-Vを構築、仮想マシンとしてWindows7 Ultimate SP1を用意しました。

動作させている環境は以下の通りです。

  • CPU : Intel Core i5 650
  • Mem : 8GB
  • Graphics: RADEON 5450, Intel HD Graphics

2008R2環境下で一番困ったのはグラフィックドライバが、
うまくインストールされないことでした。
Intel HD Graphics用ドライバインストールするも、途中でエラーが発生するし。
RADEONはCatalystのインストールで失敗するし。

結局CatalystなしのDisplayDriver onlyなパッケージをダウンロード・インストールすることで正常にRADEONは認識できました。
Intelのほうは、ドライバのインストール失敗しているっぽいのに、
何やら再起動したらうまく認識できているようなそんな感じです。

設定方法

仮想マシンWindows7 Ultimate SP1を仮想マシン設定はデフォルトのままインストールします。
そしてWindows7のインストールが完了し、通常のリモートデスクトップを受け付ける設定にしておきます。

ここで1度、別クライアントから接続を確認しておきます。

続いて、
“コントロールパネル”-“システムとセキュリティ”-“システム”を開き、
“リモートの設定”-“ユーザーの選択”ボタンをクリックします。
現在のユーザーにアクセス権が既に設定されていますと明記されていても、
追加ボタンで、ユーザーを追加します。これが大切なポイントみたいです。

ここで一度Windows7を終了しておきます。

Hyper-Vの仮想マシン設定を開いて、remoteFX 3Dデバイスを追加します。
追加した後で再度仮想マシンWindows7を起動します。
この時点ではまだHyper-Vのウィンドウで表示されます。
起動して、remoteFX 3Dデバイスが認識されると再起動を促されるので、
そのまま再起動を行います。
すると、Windowsが起動する途中でHyper-V側のウィンドウでは表示できなくなります。

そうなったら、別PCからリモートデスクトップで接続します。
うまく接続できればremoteFXが有効になっている可能性が高いです。
手元の環境では、Aeroの設定がOFFになっていたので、
手動でAeroのテーマを使うようにしてみました。うまく半透明効果が適用されることが確認できました。

デバイスマネージャーで見ると、
“Microsoft RemoteFX Graphics Device – WDDM”というデバイスとして見えるようです。

動作確認

若干動作が重い気がしたのですが、
どんな感じで動くかを意地悪にもテストしてみました。

  1. 最近のOpenGLアプリのテスト
    1. 動作しないようです。
    2. VertexBufferObject等のサポートがありませんでした。
    3. またこのことからも当然のごとく、GLSLもシェーダーアセンブラも不可能でした。
  2. ビデオ再生
    1. リモートの中からさらにファイルサーバーにあるファイルを再生してみたところ、
    2. ある程度は再生可能なものの、たまに正常に再生されないフレームが発生。
      1. 試したファイルは .ts の録画したファイルです。
    3. 仮想マシン内ローカルHDDにコピーして再チャレンジ
    4. うまく動作している模様。変なフレームが表示されるようには見えない.
  3. DirectX9を用いた自作アプリ
    1. ShaderModel 3でコンパイルしているシェーダーを用いて描画しているコードが通りました。

どうもネットワーク帯域をかなり喰うようですね。
また、OpenGLのサポートは全然ダメなようです。
これからWebGLとか流行り始めたらこの部分も強化されるでしょうか…。

その他

remoteFX有効時だからか、スタートメニューに出てくる切断の部分が
シャットダウンが標準となっていました。
気をつけないとリモートデスクトップ切断したつもりが、
仮想マシンを電源OFFしたことになってしまいそうです。