「 2011年01月 」一覧

VT-d と ESXi と


どうも VT-dとの相性が良くない件で苦労中。

  • Intel Core i5 650
  • 8GBメモリ
  • Adaptec ASR-3805
    • 論理ドライブは 2TB以下になるように分割
  • VMware vSphere Hypervisor 4.1

このような状況にしているけど、以下のような症状で苦しめられている.

  • AdaptecのRAID BIOSに入れない。
  • datastoreが見えない.

このdatastoreが見えなくなる現象はけっこう報告されているみたい。
その状態が今も変わらずあるってことは、たぶん対応は難しいのだろう。

PCI Pass throughによるRAIDカードをゲストが使うって目論見も出来なくなって、
とても残念です。

VT-dを有効にして、パススルーも使えるRAIDカードで何かあれば
教えてほしいところです。


仮想マシンのバックアップ


VMware vSphere Hypervisor(ESXi)の仮想マシンのバックアップについて。
以前は、それぞれのマシンでバックアップディスクを作成するという方法に落ち着いていたのですが、最近なかなか良いツールがあるとのことでそちらを試してみました。

つかってみたツールは次の通りです。
スクリプトでのバックアップ・リストアが確立されているようですが、
今回はそれらについては除外で。

  • veeam backup and fastscp
  • VM Explorer

veeam backup and fastscp

ESXiのデータストアに対してファイルのコピーをするためのツールです。
標準のvSphere Client付属のファイルコピーよりは速いようです。
結局のところ、ファイルのコピーが出来るからバックアップも出来る、という位置づけになっているようでした。
ちょっとそれだけでは大変なので、isoファイルとかのコピーくらいにしか使えなさそう…。

VM Explorer

仮想マシンをバックアップ・リストアできます。
これのすごいところはバックアップ元の仮想マシンが動作中でも、
スナップショットを取りながらバックアップが可能なことです。
また、リストア処理も割と簡単にできるため、使い勝手がいいです。

有償版だとスケジュールおよびインクリメンタルバックアップが使えるとのことです。

バックアップ

起動して Start タブから “Backup a virtual machine” を選択します。
サーバーとバックアップする仮想マシンを選択して、バックアップを開始します。

リストア処理

バックアップ処理と同様に Start タブから “Restore a virtual machine” を選択します。
バックアップで保存したフォルダを開き、vmxbackup.xmlを右クリックして、”Restore Backup”を選びます。
(この方法が分からなくて最初は苦労しました。実際には本家サイトで映像でこの説明があります)

なお、リストアの際には”Restore”がマシン名やフォルダ名に付加されてしまうので、
元々の名前と同じようにする場合には、この点に注意して再設定してあげる必要がありました。

まとめ

タスクとして定期処理化に難はありますが、VM Backupというソフトはなかなか使えるんじゃないかと思います。
別マシンからバックアップの処理なので、この方法が使えない人も多いでしょうが、
個人的な使用用途で、毎日はバックアップがいらないって場合にはこのソフトでバックアップは決まりでしょう。


GPTのディスクにご用心


ESXiでGPTディスクを追加するな

GPTのディスクについての注意事項となります。
VMware vSphere Hypervisor (ESXi)にディスクを追加するときには、
GPT形式でないディスクである必要があるようだ。

GPTのディスクを取り付けたら、データストアに追加するときに大変な目にあった。
よく分からないエラーや、フォーマットの失敗などがこれに起因しているようです。

そこで MBR(msdos形式)でフォーマットされているディスクを追加 という形になるように、
gpartedのbootableディスクを作って、ディスクを一度きれいにしてみた。
その結果、うまく行くようになったし。

おまけ

実は 1.5TBのディスクを使っていたのだが、
540GBほどのディスク容量しか見えない!という状況になっていた。
これもまたディスクがGPTだったためのようで…。
msdos形式(mbr)のほうにディスクラベルを設定したら、1.5TBのHDDとして復活。

故障してしまったのではないかと、ドキドキしました。


PX-W3PEを買った(買えた)


最近話題になっている PX-W3PE を購入できた。
じっくり調査してからと思っていたところ、通販で完売しましたとの表示を見て
「やばい!」と思って、即別のところで購入しました。
(Faithの通販で購入。でも 1/20現在では既に在庫無しの模様)

そして、到着して即、動作確認ということで軽く試してみました。
そのときの記録を以下にメモしておきます。

セットアップ

今回我が家の環境ではBS関連は使えないので、地デジのみ確認です。

ドライバ

http://www.plexshop.jp/html/newpage.html?code=7
から、ドライバをダウンロードしてきます。
動作確認に使った環境が Windows7 Ultimate(x64)なので
“Windows32bit/64bit ドライバ ver1.01” をダウンロードしてきます。

そして、ダウンロードしたzipを展開するとインストール用のバッチが入っています。
Install_Driver.batを実行してドライバをインストールします。
ドライバは自分の環境にあったビットのものをインストールしましょう。

ドライバが入った後は、一度PCを再起動しておきます。

ソフトの環境設定

BonDriver_W3PE(up0537.zip)と、EpgDataCap_Bon(人柱版9.46)をダウンロードしてきます。
まずEpgDataCap_Bonを適当な場所に展開します。
その後に、展開先に含まれるBonDriverに BonDriver_W3PEのdll群を配置します。

続いて、EpgDataCap_Bonを”管理者として実行”で実行します。
これを忘れると、BonDriverが正しくロードできなかったりします。
私はこの部分でそこそこの時間ロスをしてしまいました。(いくつかプログラムを入れ替えたりとかしてた)


ここまで出来た後は、アンテナ線を接続してチャンネルスキャンをおこないます。
問題がなければ、Signal等に色々と数値が出てくるはず。
十数分放置して、チャンネル情報がとれてくればそれで完了です。

また”B25Decoder.dllの読み込みに失敗しました”と出ても、
PX-W3PEにBCASを挿入してある状態ならば、生tsを記録できるのでそのあたりは気にしなくても良さそうでした。

そのファイル記録確認のためには、即時録画ボタンを押してしばらく録画し、キャンセルで停止、
できあがったtsファイルをメディアプレイヤーで再生、として確認作業を行いました。

終わりに

無事に動作確認もできたので、
録画用の本番環境を作ってそちらへ設定を適用していこうと思います。

課題

Wチューナーなのにその試験が抜けていました。
数日以内にはこれもチェックしておかなくては・・・。



ハードウェアシャドウマップをやってみる -エラー編-


うまく行きそうで失敗

AMD RADEON 5450の環境でもハードウェアシャドウマップが使える*1というので
ちょっと試してみました。
しかしながら、DirectXのデバッグランタイムを使用すると
エラーメッセージが表示される結果となってしまい現在調査中。

同プログラムはNVIDIA製グラフィックボード使ったときには正常だったのですが。

表示されるエラーメッセージは以下のようなものです。

ちなみに、デプステクスチャは、D24S8で作成していましたが、D24X8でも同様。
D16にすると上記のメッセージは出なくなるのですが、出来ることなら24bit精度使いたいと思いますし、
いったい何が悪いのかをしばらく調査しようかと思います。

デプステクスチャ
512×512 D24S8, D24X8 エラーメッセージが出る
512×512 D16 正常

動作環境としては、Windows7(x64), Catalyst 10.7、DXSDK2009Aug を使用しています。
なお、NVIDIA環境では260.99ドライバで9800GTを用いています。

ちなみにメッセージは表示されますが、画面の描画結果は正常だったりします。エラーのメッセージさえ見られなければ、どうということは無いのかもしれません(笑

*1 : Advanced DX9 Capabilities for ATI Radeon Cards.pdfを参照してサポートの状況を確認しています。

動作チェック予定

現在の症状から、以下の変更を行ってみて症状が改善するかを試みる方針です。

  • DXSDKの更新
    • 2010Juneあたりでやってみるといいのかも
  • ドライバの更新
    • Catalyst 10.11などは安定しているという噂も(ミドルレンジはという制約ありで)
  • 動作OSの変更
    • 32bit版Win7
    • Vista, XP
    • これらの環境ではどうなのだろうか

vMotionを試す!


ImpressWatchの年末年始企画にもなっていた vMotionを試してみました。
参考にしながらやりましたが、いくらか手間取るところも多かったです。

参考: http://cloud.watch.impress.co.jp/epw/docs/series/virtual/20100201_343848.html

年末からやり始めて、今までかかってしまったので、
ホントに年越し企画になってしまいました・・・。

はじめに

vMotionを試すために、VMware Workstationのチーム機能を用いて実験してみました。
vSpere Hypervisorのことを指して、ESXiと表現をしている部分もあります。

チームの作成&システムのインストール

VMware Workstationで新規チームを選択して、
vMotionを試すための一連の環境を構築します。
追加ボタンを押して、新規仮想マシンを選択。
ここで、vSphere Hypervisor 4.1をインストールする環境を用意します。

HDD 24G
メモリ 2GB
プロセッサ 1ヶ
ネットワーク ホストオンリー
フロッピーディスクドライブ なし
今回は上記の内容で作成しました。
そして、これと同じものをもう1つ用意しておきます。
ここではHypervisor1, Hypervisor2として用意しました。

また以前までの状態で WindowsStorageServerによるiSCSIターゲット環境構築できているものがあるので、これをHypervisorで使うストレージ用とします。
そのため、この仮想マシンもまたチームに追加しておきます。

チームの起動を行い、まずは vSphere Hypervisorのインストールを行います。
それぞれに割り当てたローカルのディスクに、システムのインストールを行うことになります。

インストールして再起動したvSphere Hypervisorに rootでログインして、
とりあえずIPアドレスを割り振っておきます。

vCenter Serverのインストールを行います。
以前の日記にも書きましたが、Server系のOSにインストールしましょう。
そのときには、以下の点を注意しました。

  • スタンドアロンインスタンスでインストール
  • SQLServerExpressをインストール

vSphere Clientを使って、別のPC環境からvCenterCerverへログインします。
今回はWindowsXP Pro SP3をクライアント端末として使用しました。
このvCenter Serverにログインするときには、
Windowsサーバー環境のAdministratorユーザーの情報でログインします。

vCenter ServerでESXiホストを管理する

ESXiサーバー群はデータセンターという単位で管理される。
このことをおぼえて、以下の手順で環境を用意していく。

  1. データセンターの作成
    1. はじめに/データセンターの作成 で作成する
    2. “新規データセンター”と作られるので適当に名前を変更しておく。
  2. データセンターにESXiサーバーを登録
    1. 作成したデータセンターを選択して、ホストの追加を実行する
    2. ESXiへの接続情報(アドレス&ユーザー情報)を入力する。
      1. 証明書の警告が出ても実行を継続する。
    3. 今は、評価ライセンスで環境を構築していきます。

また上記のESXiサーバーを登録の部分を2回行い、準備してあるHypervisor1,Hypervisor2のマシン環境を登録します。
2回目の登録の時には、データセンターを右クリックして、ホストの追加を選びます。

登録が終わったら次にiSCSIターゲットを準備していきます。
これについては準備が完了しているとして、vCenter Serverに登録していきます。

vCenter ServerにiSCSIストレージを登録する

今回ストレージには、前回までに用意したWindowsStorageServer2008で動作するiSCSIターゲットを使います。

各ESXiサーバーを選択して、構成タブの中のハードウェア/ネットワークを開き、
vSwitchのプロパティで vMotionを有効にするにチェックを入れておきます。
これを Hypervisor1, Hypervisor2に対して適用しておきます。

続いて、ESXiサーバー側のiSCSIイニシエーターを設定します。
構成タブの中のハードウェア/ストレージアダプタを開き、
iSCSIソフトウェアアダプタを選択します。そして、詳細の右側あたりにあるプロパティをクリックします。
そして、全般タブの中の構成をクリックして開き、”有効”のチェックボックスをONにします。OKをクリックしてこの画面は閉じます。

動的検出タブ→追加をクリックします。
そして、iSCSIターゲットのIPアドレスを入力します。
入力して閉じると、再スキャンしますかと聞かれるのでOKと答えてしばらく待ちます。詳細部分で iSCSIのディスクが表示されるようになります。
続いて、ストレージカテゴリからストレージの追加をクリックし、iSCSIディスクを追加します。

で、本来なら詳細の部分にiSCSIのデバイスが見えるのですが、
今の状態では見えません。
そこで、StorageServer上の設定を変更します。

Storage Server 2008の設定変更

ここからWindows Storage Server上での設定を行います。
iSCSI Software Targetの管理画面を開きます。
そして、対象となるターゲットを選択し、右クリック、プロパティを開きます。
iSCSIイニシエータータブで、IQNが表示されている状態で、
追加ボタンを押し、”識別子の種類”が”IQN”となっている状態で、参照ボタンを押します。
すると、iSCSIイニシエータのIQNが列挙されて表示されます。
この中に、vmwareからのイニシエータも現在存在しているはずなので、それを選んで、
OKボタンを押します。IQNの値としてそれが設定されることを確認して、再度OKで画面を閉じます。

ここまで完了したら Storage Serverでの設定は完了です。

vCenter Serverの設定を再開します

この状態で、再度ストレージアダプタの再スキャンを行います。
すると今度はストレージアダプタの詳細部分で、iSCSIのディスクが確認することができます。

データストアの作成と仮想マシンの作成

ストレージの追加を行い、ESXi上でiSCSIディスクを使えるようにします。
これについては、通常の内蔵ディスクらと設定は変わらないので説明は省略します。
また、仮想マシンの作成についてもESXi単独で使うのと変わりはないのでこちらも省略します。

ひとまず、Windows Vista(SP2)をインストールし、
リモートデスクトップが使えるように構成しておきます。

リモートデスクトップを使えるようにする理由は、
この後のvMotionを実行した際の挙動を確認したいためです。
セッションは切れてしまうのか、あるいは、応答不能時間等があったりするのか、
そういったものを見てみるのには、この機能がありだと判断したためです。

また、VMware上でのESXiで、その中の仮想マシンでは、64bitのものを使えなかったので、
32bitのVistaをインストールすることにしました。

使えなかったときに表示されたメッセージでは、
”ホストのCPUがCPUIDレベル0x80000001レジスタ「edx」で仮想マシン の用件と互換性がありません。 〜 ロングモードでは、VTをBIOSで有効 にする必要があります。”
と出てきました。

VT使ってESXiを動かし、その中での仮想マシン起動となるので、
仕組み的に厳しいのかもしれません。

2台目のESXiサーバーの設定

構成/ストレージアダプタ で、iSCSIソフトウェアアダプタのプロパティを開きます。
開いたウィンドウで、構成ボタンをクリックし、有効のチェックボックスをONにします。
続いて、動的検出タブの画面にて、追加ボタンを押し、iSCSIターゲットのIPを入力します。
このウィンドウを閉じる際に、再スキャンを行うか聞かれるので再スキャンを行います。
ここでおそらくドライブの認識がされないと思います。
1台目の環境でやったように再度Storage ServerのほうのiSCSIターゲットの設定を行います。
やることは今回のiSCSIソフトウェアアダプタのIQNを登録します。
ここまで完了したら、再度バスの再スキャンを行います。
今度はディスクが確認されると思います。

vMotionを試す

ここまで準備が出来たら vMotionを試すことが出来ます。
まずはクライアントの接続を無しで単に移動だけさせてみます。
vSphere Clientを起動し、移動させたい仮想マシンを右クリックします。
そこで出てくる”移行”をクリックします。
続いて”ホストの変更”を選択し、ESXiサーバーの2つめ(移動先)を選びます。
選んだときに、検証が行われるため多少時間がかかったりします。

検証で失敗した場合、以下のことを確認してみましょう

  • vMotionが対象のネットワークで有効化されているか?
  • iSCSIイニシエータ・ターゲットの設定を見直してみましょう

検証が成功したメッセージが出てきたら、次へをクリックします。
優先順位を聞かれるので、推奨の設定のまま続行します。
最後に確認の画面が出てきて、ここで終了ボタンを押すと vMotion が動き出します。

画面下部のタスクのステータスで、その進行状況を確認できます。
うまくいったことを確認できた(と思います)

続いて、リモートデスクトップで接続を行った状態で、
vMotionにより移動をさせてみました。
そのときの結果もセッションは切れることなく、接続状況の悪化を示すこともなく、割とスムーズに動作を継続させることが出来ました。

この結果を見てvMotionはすごいなぁと感じました。


あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。
今年もまたこのサイトをよろしくお願いいたします。

これからもDirectXやOpenGLの技術情報や、
仮想化技術ネタを盛りだくさんでがんばっていきたいと思います。