「 vmware 」一覧

VMware ESXi で USB NIC が使えた話


ESXi を使うには、対応ハードウェアを用意するという壁があります。
特に通常の操作はネットワーク経由でしかできないために、対応したネットワークアダプタを使用する必要があります。

Intel の Giga Ethernet アダプタならば多くの場合、素直に導入が可能だと思います。
また、 Realtek の 8111/8168 についても情報が多く、カスタムのドライバを追加して動作させることが可能です。

動機

しかしこれらはほぼオンボードや追加の PCIe の拡張ボードでの NIC です。このようなものを追加できない場合もあります。
たとえば、 mini-itx で ESXi サーバーを立てたいけど、増設できないケースにしてしまった、とか、 NUC や Brix などで拡張スロットを持たない場合などです。
オンボードの LAN が使えない状況では、これらの場面で ESXi は使用不可の状態になってしまいます。

USB によるネットワークといえば USB WiFi ドングルが世の中には溢れていますが、これらが ESXi で使えた話は聞いたことがありません。
認識されて使えるものがあるなら、割と手軽に無線化できてホビーユースにはとてもいいと思うのですが。

続きを読む


ESXi 6.0u2 にしたので Host Client


ESXi 6.0 update2 にした理由の1つには実は Host Client が導入されたからというのがありました。無事に ESXi を更新できたのでこれを確認してみました。

アクセス

Chrome で ESXi のホストにアクセスしてみました。よく見慣れたページですがよくよく見ると、 Host Client のリンクが追加されていました。
esxi60u2-hc_1
これをクリックすると以下のように、以前検証したときに見た画面が表示されました。
esxi60u2-hc_2
ログインを行って表示された画面が以下のようになります。

esxi60u2-hc_3
この時点から vSphere Client の代わりに使えそうな予感が漂ってきます。

ESXi の設定など

前回インストールして環境設定が不十分なところがまだありましたので、ここでこの Host Client で設定ができるかをチェックしてみたいと思います。
またここからは Chrome ではなく Microsoft EDGE にて試しています。
続きを読む


ESXi 6.0u2 更新のその後


危惧していたネットワークの問題も解消されて うまく 6.0 update2 に更新できたので、さらにその後のパッチ適用と気になっていた点の解消などやってました。
昔のデータストアから VM らをインポートしたりして環境復帰できたらこの作業の旅も終わりです。

(Update) とかいう表示

esxcli software profile get で情報を表示させたときに (Update) と頭について、 ESXi 5.5 のベースを使っているようにみえたのでこれらをなんとかしてみました。

調べてみると同じように気になっている人もいるらしく、調査結果がすでにありました。
詳しくは参考サイトの情報を読んでいただければと思います。

今回の自分の環境でも以下の点がまさに一致でした

  • (Updated) という記載は何なのか
  • そもそも未だ 5.5 という記載が残っている

そして今どういう状況なのかという点ですが、「ESXi 5.5 からアップデートしたことを考慮すると ベースは 5.5 でカスタムドライバ入れた状態で、アップデートを適用した独自プロファイルになった状態」と考えられます。

“esxcli software profile update” によって更新作業を行ってきたため、こうなるのもわかってしまえば納得です。システムとしては 6.0 になっているので、一応 ESXi 6.0 のシステムとして稼働しています。

ただ気にはなるので、できることならば Updated の表示を消したいところです。

ネットワークの問題が再燃する覚悟を決めて以降の作業をやってみました.
続きを読む


ESXi 6.0u2 へのアップグレード


前回の続きになりますが、ESXi 5.5 から 6.0 系への更新を進めてみました。

ssh でつないでコンソールからアップデートを適用しました。5.5 の段階でいれた Network のドライバが消えてしまうかとヒヤヒヤしながら作業しましたが、再起動後も問題なく認識されたままでした。消えてしまった事例も見つかるので、sshでつないで esxcli 経由でやったのが成功の秘訣かもしれません。
続きを読む


ESXi 4.1 から 6.0 系への更新を試みる


ESXi 4.1 が安定して稼働していたのですが、今となっては古くなってしまったので、
vSphere Client がなくても Web から操作できるようになったという ESXi 6.0 Update2 への更新を決断しました。

今回の内容は実はそこまで到達するまでに苦戦した道のりの記録です。同じようにアップデートに苦しむ人(苦しんだ人?)の助けになれば幸いです。

バックアップ

ESXi のシステムは USB メモリに格納していたので、まずはこれをバックアップをとっておきます。
自分は DD for Windows を用いてイメージを丸ごと保存しています。

そして今回作業用のUSBメモリを新規に用意しました。
4GB のものでもうまくいくと思いますが、適当に用意したものが 8GB のものだったのでこれで作業しています。
(元々使用していた USB メモリの容量以上であれば問題は起こらないかと思います。)
ちなみに以下のメモリを使っていますが、アクセス速度の点ではイマイチかも。ESXi では致命的にならないのでこれで。



このUSBメモリに先ほどとは逆の手順で DD for Windows でイメージから USB メモリへ書き込み作業を行います。

以降の作業は全てこの USB メモリに対して行います。元々の USB メモリはいざという時に備えてそのまま保存です
続きを読む


VisualStudio 2015 と VMwareWorkstation


Windows10 環境にしたこともあり、VisualStudio 2015 も普段使いの環境に追加していました。このときに、 VMware Workstation 12 で仮想マシンを構築・起動をしようとした際に、「64ビットのゲストOSはこのホストではサポートされていません」というエラーメッセージが出てしまいました。

このエラーは、仮想化支援の機能が BIOS で OFF にされていたり、 そもそも CPU が対応していなかったりすることでみるものなのですが、今回はそれら以外でこのエラーを見たのでここにメモしています。

Android 開発もできるようになったとのことで、 VisualStudio 2015 のインストール時に、 Visual Studio Emulator for Android という開発用のエミュレータをインストールしてしまったことにありました。

このエミュレータはクライアント Hyper-V の機能をベースとして使っているようで、これが原因となっていました。

仮想化支援の機能は基本的にはすでに使用されていると次のアプリでは使用できないため、このような症状になったというわけです。(近年は、Nested な仮想化支援環境も構築できるよう進んでいますが、Hyper-V はこのあたり非対応のままのようです)

早速、コントロールパネルから Windows の機能の部分で Hyper-V に関するところを確認してみたら、インストール済みとなっていましたので、チェックを外して無効化しました。この後再起動を要求されます。

再起動後は、 VMwareWorkstation では当初出ていたメッセージが消えました。一方で、案の定ですが VisualStudio の Android エミュレータは使用不可能となっていました。両立できないのは残念ですが、仕方のないことではありますね・・・。


N3150M で ESXi 6.0 を動かす


Braswell 環境では ESXi のインストールが正常にできず、
ESXi を使用することが出来ない、と以前は結論付いたのですが、
制限がありながらも動作させることができた、という情報を元にチャレンジしてみました。

制約は、ローカルの画面が使えないこと。いわゆるヘッドレスという状態での使用しか出来ないことです。画面は出せないが、内部的に動作は正常に行えている、という状態ですね。

esxi60-usb-5

必要なもの

  • USBメモリ (8GB)
  • カスタムの ESXi 6.0 イメージ
  • VMware player

手順

概要としては以下のようなステップとなります。

  • カスタムの ESXi 6.0 イメージを準備する
  • VMware playerを用いて起動可能USBメモリを作る
  • そのUSBメモリにはシステムの設定を施しておく
  • N3150M に準備したUSBメモリを装着して起動
  • sshやvSphereClientを用いて別PCより接続

要はインストールが実機で行えないので、仮想マシンを利用して設定を済ます、というイメージです。 続きを読む


X-Window なしで OpenGL ES2 を使う その2


前回 実装はしたので、これらがちゃんと各環境で動くのかを確認してみたいと思います。

VMPlayer 6

VMPlayer6上での Fedora23 での結果は以下の通りです。
OpenGL ES 3.0 のコンテキストが生成されています。ベンダ名やレンダラ名から一応完全ソフトウェアエミュレーションで動いているというわけではなさそうです。
動作速度的にもドライバがちゃんと機能していそうです。

Radeon

Debian8 で RADEON HD 7750 が刺さっている環境での結果は以下の通りです。
OpenGL ES 3.0 のコンテキストが生成されており、オープンソースドライバで動いているようです。

ここでは省略ですが、DisplayPort, HDMI, DVI の端子を保持するボードのため、
これらの情報も Connector として検知できているようでした。

Intel

Debian8 で オンボードの Intel チップ(G41)でも同じように試してみました。
古いチップではありますが OpenGL ES 2.0 で描画可能でした。

こちらは VGA 出力でしたがコネクタタイプも正しく検知できてました.

NVIDIA

Debian8 で NVIDIA Geforce 750Ti で試してみました。

見ての通りオープンソースドライバで動いているようです。
こちらについても接続端子の情報はうまく取得できていました。

まとめ

簡単ですが各環境での動作確認を行いました。試してみた範囲ではうまく動作できているようです。
Linux におけるメーカー公式ドライバではちょっとインストールに手間取り十分な確認ができていませんのでご注意ください
(おそらく NVIDIA 公式 Linux ドライバでは動作しないと思われます・・・)


ESXi Embedded Host Client を試してみました


手元の ESXi 6.0 の環境に ESXi Embedded Host Client というものを入れてみました。
これは https://labs.vmware.com/flings/esxi-embedded-host-client からダウンロードできます。現時点では Version 3.0 となっていました。

この ESXi Embedded Host Client とは HTML と JavaScript で書かれたクライアントとなります。 vSphereClient の代わりにブラウザで ESXi ホストへ接続できるようになります。
まだ発展途上のもののようで Technical Preview な扱いのようです。わりと多めな不具合もあるようですが、使えそうな気配を感じたので試してみたいと思います

インストール

配布ページにアクセスして vib ファイルを取得してください。
そして ESXi のホストへファイルを(scpやvSphereClient等で)アップロードします。
ここでは /tmp にそのファイルをアップロードしたと仮定して説明します。

ここからはESXi での作業になります。ssh なりサーバーのターミナルなりで作業を行います。

問題なければこのようになります。
あとはブラウザで ESXi ホストへアクセスしてみます。
アドレスは “https://[ESXi HostIP]/ui/” になるのでここに HTML5 対応のブラウザでアクセスしてみました。
セキュリティの問題で警告されますが続行します。すると以下のような画面になります。
esxi-emb-client_1
管理者のアカウントでログインしてみます。

esxi-emb-client_2

isoファイルは一度サーバー(data store)にアップロードしなくてはならないようでした。
1点これは良い!と思ったのが VM Hardware Version 11 に対応していたことです。
これならば vSphereClient で警告メッセージと付き合うことなく編集できそうです。
esxi-emb-client_3
若干怪しいところもあります。自分が出遭ったのは以下の通りです

  • 仮想マシン起動中に設定変更の際、保存失敗
  • Windows7 の新規インストール時にマウスが効かなかった

良いところもあれば、まだ未完成な部分もあるということでしょうか。
これが今後標準的に使えるようになってくればまた魅力UPだと感じました。
esxi-emb-client_4


ESXi 5.5U2 で vSphereClient が更新されたらしい?


VMware の vSphere Hypervisor, 通称 ESXi の 5.5U2 で vSphereClient が更新されたという噂を聞きました。それまでは新しい仮想マシンハードウェアおよび新機能らは vCenterServer でアクセスして使ってね、ということだったのですが、この更新された vSphereClient を使えば新しい仮想マシンハードウェアの編集は出来るようになったらしいのです。
 それでは早速、 ESXi 5.5u2 をインストールして確かめてみたいと思います。

ESXi 5.5u2 のインストール

VMware-VMvisor-Installer-5.5-201501001-2403361.x86_64.iso をダウンロードしてインストールします。対応ハードウェアで構成されていれば問題無くスムーズにインストール出来ると思います。残念ながら標準で対応していない場合は以前に説明したような感じでドライバを含めたカスタムディスクを作ってインストールする必要があります。

ここでは VMware Workstaion を使って仮想環境の中に ESXi をインストールしました。
ESXi on VMwareWorkstation (Nested ESXi) てやつですね。

esxi-5.5u2_1
esxi-5.5u2_2
esxi-5.5u2_3
インストールが終わったら、とりあえずIPを設定しておきます。
esxi-5.5u2_4
esxi-5.5u2_5

vSphereClientの取得とインストール

このインストールした ESXi から vSphere Client をダウンロードしてインストールしてみます。
ESXi へブラウザから接続すると以下のようなページが見えるので、囲ってある部分のリンクをクリックして vSphere Client をダウンロードします。
esxi-5.5u2_6
リンクを確認してみて初めてわかったのですが、この vSphere Client は vmware のページからダウンロードしているようです。ESXi の中に含まれているのではありませんでした。

インストールの状態を以下に抜粋します。 vSphere Client 5.5 となってるようです。
ちなみに昔のは 4.1.0 だったりしてた気がします。
esxi-5.5u2_7
esxi-5.5u2_8
esxi-5.5u2_9
esxi-5.5u2_10
esxi-5.5u2_11

確認

ライセンスを入力してフル機能が使える評価版からひとまず切り替えて検証します。

esxi-5.5u2_12
esxi-5.5u2_13
早速新規仮想マシンを作成してみます。作成過程でOSのリストを開いてみたらこんな感じでした。
サポート終了しているものもあるようで、時代を感じますね。
esxi-5.5u2_14
作成してみて仮想マシンのプロパティを開いてみるとこのようになってました。
仮想マシンのバージョン8でした。後のためにNICを1つ追加してあります。
esxi-5.5u2_15
そこで仮想マシンのバージョンをあげてみます。以下のように仮想マシンを右クリックして、仮想ハードウェアのアップグレードを選択します。
esxi-5.5u2_16

今回の場合は仮想マシンハードウェアバージョンは10にあがりました。
この状態で仮想マシンの構成を編集すると、以下のようなメッセージが出てきました。
esxi-5.5u2_17
そして設定のウィンドウが開きました。ここで先ほど事前に追加しておいたNICを外す(=構成を編集)してみます。
esxi-5.5u2_18

意外にも怒られず、削除ボタンが押せたのでこのまま続行します。
esxi-5.5u2_19
この後、他にも 3Dグラフィックスの有効化オプションやメモリの増加削除、CPUコア数の変更といったよく変更しそうなものを変更してOKを押してみましたが、問題無く適用できました。設定のウィンドウを開くときに警告のメッセージが1度開いてしまう、といっただけで従来の使い方は出来そうな予感です。

(ひとまずの)まとめ

このバージョンの vSphere Client であれば 仮想マシンハードウェア8までの機能に関してはハードウェアバージョン10に上げてしまっても編集することが出来そうです。昔は編集そのものが禁止されてしまったのでこの緩和は非常にありがたいものだと思います。

またここまでやっておいてですが、実はコレは vSphere Client の 5.5 の話だったりします。ですので、実は ESXi 5.5U2 の話ではなかったりします。ESXi のバージョンはそのまま 5.0 で vSphere Client 5.5 を使えば仮想マシンハードウェアバージョンを上げてしまっても編集は可能となります。VMware Workstaion を買わなくても編集可能になったのでユーザーとしては助かりますね。

仮想マシンハードウェアバージョン10

いったいなにが新しくなるのか確認してみたところ以下の項目があげられていました。

  • 16 vCPU
  • 8TB の仮想ディスク
  • 仮想 SATA ディスク コントローラ
  • USB の向上
  • より多くの VMnets
  • SSD パススルー

VMware Workstation 10 のリリースノートの部分にこれらの変更点の説明がありました。
個人的には 2TB 以上のディスクを作ることが、以前にやりたかった記憶があるので今更感はありますがありかなと思ってます。
仮想 SATA ディスクコントローラー(SATA adapters)はちょっと気になるポイントですが、これってもしかするとディスクコントローラーのどれかがサポート終了のための布石だったりするのでしょうか。