PC環境設定一覧

Asciidoctor の環境を Docker on WSL にて作る

以前に構築した Docker on WSL の環境に、 Asciidoctor の環境を構築してみたいと思います。
Asciidoctor は AsciiDoc の後継のソフトウェアで、 Markdown よりは表現力が高いドキュメントを作成することが出来るものとなっています。

インストール・セットアップ

スタートメニューから Ubuntu 16.04 を起動して、 WSL の環境で以下のコマンドを実行します。

実行

以下のコマンドを実行して、コンテナの中の bash にて作業を行います。
ここでは、 C ドライブの mydoc フォルダがあると想定して、ここをコンテナの中にマウントさせています。

基本となるドキュメントを sample.adoc のようなファイル名で作成して、 Asciidoctor に処理させるには以下のようにします。

この結果、 html ファイルが生成されます。
adoc の書き方は各所で紹介されているので、そちらを参照してください。

Asciidoctor は PDF を出力することも対応しています。コマンド asciidoctor-pdf を使用すれば、 PDF が生成されます。

数式の対応など

Asciidoctor の拡張として、数式に対応したものがあるので、以下のようにしてインストールします。
Docker コンテナの中で作業する必要があります。

このようにインストールした上で、以下のようなマークアップと Latex 数式の文法によって、見栄えのよい数式を使うことができます。


拡張を有効化して使うには以下のようにオプションを指定して、実行する必要があります。

不満点など

Asciidoctor で、 book タイプで作成したときに、章のナンバリングに不満があります。
PDF 変換の場合では、”:chapter-label:” 変数で、 “Chapter” の代わりの文字を指定出来るのですが、これだと “第 1” のようにしかできませんでした。
“Chapter. 1” ではなく、 “第1章” のように作りたかったので残念でした。

他の見栄えが良さそうなだけに、この点だけが課題だったので asciidoctor-pdf のソースコードを書き換えて対応することにしました。 Asciidoctor のエクステンションとして作成できるようだったら本家にプルリクエストを発行しようと思っていますが、まずは自分一人で使って、問題が出ないかを確認してみようと思っています。


Re:VIEW の環境を Docker on WSL にて構築する

前回構築した Docker on WSL の環境に、 Re:VIEW の環境を構築してみたいと思います。(Re:VIEW とは、書籍執筆支援システムです)。
Windows の環境で、なるべく既存環境を汚さずにこのシステムを使いたいために、 Docker の準備を行ったのでした。

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Hyper-V を使わずに Windows で Docker

普段から VMware Workstation や Player を使っているため、 Hyper-V による Docker は自分にとって都合が悪かったりします。でも、 Docker による便利な実行環境構築の恩恵は受けたい、というちょっとわがままな願いを叶える方法が見つかったので試してみました。

準備

使用している Windows は Windows10 Professional, 1803 x64 バージョンです。
この環境に、 Microsoft Store から Ubuntu 16.04 をインストールします。

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Windows10 で x86/x64 インストールディスクをまとめる その2

以前のチャレンジでは UEFI に対応できていない状態だったので、 UEFI 対応のインストールディスクに出来ないかをチャレンジしてみました。
まずは USB メモリに 32bit, 64bit どちらの UEFI からでも使えるようにデータを構築したいと思います。 ただ多くの環境では 64bit UEFI のため、 32bit のほうは出番が少ないと思います。
たまに 32bit UEFI を搭載している場合があるので、そのときのことを考慮しなければ、 UEFI は 64bit のみ、と割り切ると作業が楽になるかもとは思います。

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Windows10 で x86/x64 インストールディスクをまとめる

dism を使って wim を操作している際に、実は x86 版と x64 版のインストールディスクも結合できるのではないかと思ったので挑戦してみました。結果は一部課題が残っていますが、悪くはないのかなと思っています。

準備

それぞれのインストールディスクから中身をコピーしておきます。
とりあえず Fドライブに 32bit のディスクが、 Gドライブに 64bit のディスクがセットされているとして、 d:\work ディレクトリ以下にコピーするコマンドは以下のようになります。

よく使うエディションが Professional のものなのでこれだけを取り出して使用することにします。他のエディションも使いたい場合にはそれのインデックス番号を確認して取り出してください。

このようにして取り出すと、 install.wim よりはファイルサイズが若干小さくなりました。容量をケチる方法として、 export-image を使うことも出来そうな気がします。

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Windows7 の WindowsUpdate 適用済みディスクを作る (2018/01版)

当ブログで人気のある記事の1つに「Windows7SP1 ディスクに ロールアップKB3125574 を統合する」 がありますが、これは 2016 年夏のものでした。
今でもこの方法で、うまく結合できることは確認しましたが、ロールアップや累積的な更新プログラムが何度か出ているので、手順も更新したほうが良いと感じたのでまとめ直しました。
以降の内容では、 x64 版で作業していますが、 x86 版でもファイル名などの読み替え程度で適用できるようにしています。

関連記事

作業環境

Windows10 Professional 1703 x64 の環境で本記事の作業を行いました。それ以外の環境で当作業を行う場合には、 dism のバージョンが違うことによるオプションの違いが発生するかと思われます。
また、最後の起動ディスクイメージ作成に oscdimg を使用するために、 Windows ADK をインストールしてあります。この中に含まれる Deployment tools をインストールすると oscdimg が使用可能となりました。
USB メモリに起動ディスクを作成する場合には、 oscdimg は不要です。

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Windows10 コンパクト化

Windows 10 では WIMBoot に代わり、コンパクト OS というものによってシステムディスクの容量節約ができるようになりました。手元の環境で、 Windows Update まで適用した後で、コンパクト化を実行してみました。

コンパクト化

通常の Windows 10 の環境をコンパクト化するには、管理者権限コマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行するだけです。

このあと、処理が始まります。それなりの長時間、 CPU 使用率とディスク I/O が高い時間が続きます。
処理が完了するとどのくらい圧縮されたかが表示されます。今回の場合では 3GB 程度の空き容量が増加しました。

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Windows10 1607 に Windows Update の適用済みディスクを作る

以前に Windows7 に WindowsUpdate 適用済みディスクを作成する記事を書きました。
あれから環境も変わって Windows10 を使うことも増えてきました。今度は Windows10 で同じように統合したいと思うようになりました。
そこで Windows10 の環境でも Windows update を適用済みディスクを作るといったことにチャレンジしてみます。

用意するもの・環境など

必要になるものは以下のものです。

  • Windows10 のインストールディスク
  • 適用させたい WindowsUpdate の msu ファイル群

インストールディスクについては MSDN で入手できるものを使用しました。パッケージ版のインストールディスクらでも同様のことは可能のはずです。

作業環境としては以下の状態でやっています。

  • Windows10 1703 (CreatorsUpdate)
  • 現時点における最新の Windows ADK

dism コマンドでバージョンを確認したところ以下のようになっていました。

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QNAPのNASでHDD交換

QNAPのNASでHDD交換しようとしてとても焦ったのでメモとして残しておきます。

出遭った現象としては、新規にHDDを挿入しても認識はするもののリビルドが走らない、というものです。
そのときのログメッセージとしては、”Add drive 1 to the volume failed” と記録されていました。

そもそも新規に購入してきたディスクではないのでディスクそのものの故障を疑ったりもしましたが、別PCでチェックしても問題なく、WindowsPCでフォーマットを行って挿入してもうまくいかず、とても悩みました。

いろいろと調べたり、実験したりして、ようやくたどり着いたのが、
ディスクにパーティションが存在してはいけない、という結論です。
WindowsPCでフォーマットしてある状態というのは、既にパーティションが存在してしまうので、NGということです。
ここで、フォーマットを行った後、パーティションの削除を行ってから、QNAP NASに挿入することでようやくRAIDアレイのリビルドが開始されました。

買ってきた直後のディスクでならうまくいくのには、こんな部分が絡んでいたようです。


Windows8でG41ドライバがない?

G41のWindows8用ドライバがない

実験機にWindows8をインストールしたのですが、OpenGL動くかな?と思って試してみたところ、GDI Generic状態になっていました。これはまともに動いていない!ということで、デバイスはG41だったのでそれにあわせてWindows7用のドライバを入れようとしました。しかしながら、これが失敗。最低条件を満たしていないという意のメッセージが出てきました。

Windows7用を使おうとしたのは、IntelのページでWindows8用が見つからなかったためです。

このような状態ではやりたいことのチェックが出来なかったので、RADEON HD 5450を追加して、Catalyst 12.10をインストールしてOpenGLが使えるのか?というチェックをしてみたいと思います。

(しかしこのままだとG41でWindows8はちょっと使えないかも。DirectXのみのサポートという感じになるのだろうか・・・。)
サポート範囲なら早く対応ドライバが出て欲しいところです。
→ どうやら旧チップはWindows同梱版でのみの対応となり、メーカーでは出さないようです。これによりOpenGL対応は絶望的。CPU内蔵のグラフィックスであればIntelさんが個別に出していくとのことです。

ソース: http://communities.intel.com/docs/DOC-19646

RADEON 5450にて

ドライバインストールして、とりあえず使えるのかどうかを見るために、OpenGLの初期化および各情報を取得してみました。
以下その中身。

デスクトップモードでアプリ動かしてみての結果ですが、使えそうです。