Re:VIEW の環境を Docker on WSL にて構築する

前回構築した Docker on WSL の環境に、 Re:VIEW の環境を構築してみたいと思います。(Re:VIEW とは、書籍執筆支援システムです)。
Windows の環境で、なるべく既存環境を汚さずにこのシステムを使いたいために、 Docker の準備を行ったのでした。

Re:VIEW インストール

Docker on WSL の環境構築が終わっていない場合には、前回までの内容を参照して準備を行います。
ここでは Docker を起動してある状態で以下のコマンドを実行します。

とりあえず C:\myworks というフォルダ以下にサンプルを作成してみることにします。 WSL 環境下では Windows のドライブは /mnt 以下にマウントされているように見えるので、 /mnt/c/myworks というフォルダとなります。
このフォルダを、 docker review の作業ディレクトリにマウントするようにします。

これらを実行するコマンドは以下のようになります。

実行すると、 docker review 環境に入ります。プロンプトが “#” に変わっていると思います。
ここで、 Windows の作業フォルダを /work に割り当てているのでここにカレントを切り替えて、以下のコマンドを実行してひな形を作成してみます。

すると myworks 以下に sample-doc フォルダが作成され、以下のようなディレクトリ構造ができていると思います。

このひな形のファイル群から pdf を作成するために、以下のコマンドを実行します。

処理が完了すれば、 book.pdf というファイルが作成されていると思います。

VSCode に Re:VIEW プラグインを入れる

せっかくなので VisualStudio Code に Re:VIEW のプラグインを入れて、作業環境の完成を目指します。

プラグインは、 以下のものを入れました。prh は校正のツールとなっています。おそらく一緒に使うことになるだろうとのことでインストールしてしまいました。

  • Re:VIEW (atsushieno 作)
  • prh (vvakame 作)

これらのプラグインにより、 VSCode で文章を作成中に Re:VIEW のマークアップがシンタックスハイライトされます。また、プレビュー機能が有効となります。手元で確認している限りではテーブルがうまく表示されないようで、、再現率はまあまあっぽいです。

コンパイル?手順

Re:VIEW の各ファイル群から Docker コンテナを使っての pdf 生成処理(=コンパイル)について説明します。プラグインで、何らかのショートカットがあるかなと思いましたが、現時点ではそこまでではないようです。とりあえず手動でコマンドを打ち込んで pdf を生成させてみます。

WSL のいいところは PowerShell のコンソールからでも、 bash のシェルを始められることだったりします。そして、 VSCode にはウィンドウの中に、 ターミナルのペインも備えています。

このターミナルで以下のコマンドを実行して Docker コンテナを稼働させます。

これで先ほどの状況と同じく、 review でコンパイルできる状態になります。先ほどと同様のコマンドをここで実行して、 pdf を生成させます。

まとめ

Docker を用いて Re:VIEW の環境を構築しつつ、 VisualStudio Code をエディタとして使う例を取り上げました。

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