MIPS Creator CI20 で OpenGL 使えるようになった


以前に試したときには OpenGL 2.1 がまともに使えなかったのですが、 2015/01/15 に公開されたベータバージョンのイメージからは使用可能になったようです。

以前のものは OpenGL 2.1 対応といいつつもなぜかそれ以降の拡張も使用可能であるとAPIの結果は返ってきたのですが、今回改めて確認してみると正しい範囲になったような感じです。

基本的には OpenGL 2.1 の必須+浮動小数テクスチャへの書き込みサポート&MSAAのレンダーターゲットを使用可能といった範囲になっているようです。以前使えるように見えたインスタンシングやジオメトリシェーダーが使えなくなってしまった点は残念な気がします。

イメージを適用する

基本的には配布サイト(http://www.elinux.org/CI20_Distros) から該当イメージをダウンロードし、SDカードに dd コマンドを使って書き込んで、 MIPS Creator CI20 に差し込んで eMMC の内容を更新という手順で OK です。
 ただなるべくなら eMMC を常用したくないので SDカードからの起動および通常使用としたいところです。そこで入手したイメージから起動SDを作る方法を示したいと思います。

起動SDを作るためには、以前の記事内容(MIPS Creator CI20 を SDカード起動にする)を参考にします。
この説明の課程で出てくる uImage をどのように作るかが今回は問題になりますが、 rootfs2015-01-15_16_49_47.tar の中に含まれている /boot/vmlinux.img をその uImage の代用とします。それ以外は同様で、以下のコマンドのようにしてSDカードを構成します。

# ./make-flash-card-ci20-sd.sh /dev/sdX vmlinux.img rootfs2015-01-15_16_49_47.tar

問題なければ、書き込んだSDカードで起動できると思います。 SDXC の 64GB のものを使用しましたが、速度は出ませんがうまく動いているようです。

コンパイラ

今回の 20150115 版のカーネルおよびイメージでうまく動くことが確認できたので、クロスコンパイラを作り直すことにしました。
MIPS Creator CI20 用の環境としてクロスコンパイラは整備されていないようだったので、 Ubuntu 用, MinGW 32bit/64bit 用として3種類のアーカイブを用意することにしました。
こちらのページで配布していますので、必要な方はこちらからどうぞ。

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