Hyper-VからVMwareESXiへ その2

前回はLinux編だけで終わってしまったので、今回はWindows編で。
こちらはVMware Converterの3,4の両方を試してみたけど、どうしてもうまく動かなかった。
Windows環境ではこのツールが使えるだろうと思っていただけに、予想外だった。

環境

  • WindowsServer2003R2 Standard (x64)
    • ドメインサーバーとして動いているもの

失敗例

先に失敗例を挙げておきます。

Windows標準のバックアップ機能を使ってみる

とりあえずシステム状態を保存したいので、この設定で。
相手先にWindowsServer2003R2をインストールして、その後バックアップでシステム状態を復帰するという方針。

実行した結果は、起動途中でブルースクリーンが出て再起動を延々繰り返す。

Hyper-Vの仮想マシンをVMware ESXi4へ移行する 【WindowsServer編】

まず、Hyper-V管理マネージャで既存のサーバーをエクスポートしておきます。
そしてエクスポートしてきたデータのうち、vhdファイルを変換します。

この変換には、NHCを使用します。
手元で試してうまくいったバージョンは、
NHC Ver.0 alpha35A 2010/02/2 というものです。

このツールで、VMDK(7)に変換します。
HDDのタイプですが、ここでも前回同様IDEを選択します*1

このできあがった状態を確認、およびESXiへ注入を確実にするために、
VMware Workstationを利用します。試したのでは VMware Workstation 6.5を使用しました。

新規にWindowsServerターゲットとしてマシンを構築します。
デフォルトで進めていって、電源オンしない状態で一度マシン作成を完了させます。
その後、仮想マシンの設定を開き、すでに設定されている仮想HDDを削除します。
代わりに今回コンバートして作ったVMDKファイルを設定します。

ここで、HDDの接続がIDEとして処理されているかを確認して下さい。

その後電源ONしてWindowsServerが起動するかを確認します。
大幅なハードウェア変更と検知され、システムが動き始めれば成功といえると思います。

手元の環境ではサウンドデバイスを追加されていたため、
サーバーには余計であると判断し削除しました。

続いて、Hyper-V統合サービスのアンインストールと、VMwareToolsをインストール。
このあたりはVMwareを使っていて定番の作業のため、割愛します。

VMware Workstationで動作を確認できたので、
VMware vCenter Converter Standalone 4を用いて、ESXiマシンへ転送します。
先ほどまで使用していた仮想マシンの設定ファイルをソースとして、
指示に従っていくだけでESXi上にマシンを移動することが出来ました。

その後、vSphere Clientで電源ONして動作を確認して完了です。

ここまでの手順を導き出すのに、いろいろと試行錯誤しましたが
やっとうまくいったので良かったと思います。

しかしもっと簡単な手順があればいいなーと思っていますが、
手元ではもう移動するものがないのでこれにて一件落着です。

*1 : ここで間違ってSCSIのLSI Logic選んでおくとブルースクリーンに悩まされます

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