Hyper-VからVMwareESXiへ その1


先日の日記にもあったように、Hyper-V上の仮想マシンやホストOSの挙動もおかしい感じで
安定動作しない状況だったため、VMwareESXi 4を次の乗り換え候補として検討中。

また、Hyper-Vの仮想マシンから VMware ESXiへの移行をチャレンジしたという情報が、
どこにも見あたらなかったため、ここに手順も含め記載しておこうと思います。
誰かの役に立ったら幸いですし、間違った方法である点を指摘してもらったらありがたいです。
いい方法がほかにもあるよ!という情報持っている人がいたら、教えていただけると嬉しいです。

問題点

VMware Converter Standalone Cllientがうまく動いてくれない。
動いてくれれば、それで簡単にESXiへ登録できたと思う。
うまく動いてくれなかったのは、ゲストOSがLinuxとWindowsServer2003R2の場合。*1

この問題のため、別の手段で移行する。

*1 : VSSのサービスが動いていないと!という話があり、それを試してみたがNG

Hyper-Vの仮想マシンをVMware ESXi4へ移行する 【Linux編】

CentOS5.2が仮想マシンで動いていて、それを移動する手順を示します。
標準的には、CentOSではLVMを利用しているため、若干トリッキーな手順になるかと思います。

概要

  • dump/restoreによるデータの復帰
  • LVMのスナップショットを利用
  • 最後にgrubの設定を更新

詳細手順

現在のファイルシステムらをスナップショットをとれるように縮小する*2

レスキューモードで起動して、既存システムをマウントしない。
この状態で、手動でLVMのボリュームを認識させてやる。コマンドは以下の通り。

これで認識されるのでLVM中のext3領域を縮小させる。

これでext3ファイル領域が縮小されたので、LVのサイズを縮小する。
LVのサイズ縮小はオンラインで出来るので、ここでレスキューモードを抜け、再起動しておく。

LVのサイズ縮小とダンプ処理

LVサイズ縮小には、次のコマンドで行った

dumpによるバックアップ操作の前に、スナップショットを作成しておく。
そしてこのスナップショットに対してdumpでバックアップをとる*3

boot領域については、非マウント状態で dumpコマンドを実行する。

リストア処理

とりあえずESXi側でCentOSを標準的にインストールしておく。
そして、インストール後レスキューモードで起動し、現在のシステムを自動マウントしないでおく。
しかしLVM領域は操作に必要なので、前述の通りに認識はさせておく。

バックアップ領域提供用NFSをこの環境でマウントさせて、リストア処理を行う。
/bootの領域については、下記のコマンド手順でリストアさせる。

続いて / 部分については下記のコマンド手順でリストアさせる。

スワップ領域は、移行前後で共通して存在すると思われるのでここでは作業しない。

Grubの領域を設定するために再起動し、再びレスキューモードで起動させる。
今度は、既存システムを自動マウントさせる。
そして次の手順でgrubの設定を行う。

これで再起動させれば、自分の手元環境ではESXi上でCentOSが起動できた。

Linux編だけで結構長くなってしまったので、
Windows編はまた次回で書きたいと思います。

*2 : すでにLVMのエレメントに空きがあって、スナップショットをとれるならばこの手順は不要

*3 : /tmp/nfs/Backupは別PCのバックアップ領域提供用NFSです

注意事項

VMware ESXiで新規マシンを作るときに、上記手順で移行を考えている場合には、
HDDは IDE接続を選ぶこと。推奨となっている LSI Logicで接続してしまうと、
うまく動かない。kernel panicを引き起こす。
パフォーマンスがSCSIのほうが良いらしいので、
こちらで何とか動かせないかと努力してみたが、うまく動かせなかった。

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